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吉田ルートで富士登山:初めての人のためのガイド
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吉田ルートで富士登山:初めての人のためのガイド

初めての吉田ルート。登山シーズンと入山ルール、五合目へのバス、山小屋に泊まる1泊2日のプラン、高山病対策、持ち物までをわかりやすく解説します。

2026年5月4日·✍️ olablog·⏱ 10 分で読める

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⚡ 要点まとめ

初めての吉田ルート。登山シーズンと入山ルール、五合目へのバス、山小屋に泊まる1泊2日のプラン、高山病対策、持ち物までをわかりやすく解説します。

📍 現在の地域: 富士山
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富士山の標高は3,776m。夏の富士登山は、技術的な登攀ではなく、長く急な山歩きです。ロープも登攀技術も要りませんが、標高、山頂の寒さ、そして一日の長さに、体力のある人でも多くが苦しめられます。4つある登山道のうち、初めての人の多くが選ぶのが山梨県側の吉田ルートです。標高約2,300mの富士スバルライン五合目から登り始め、東京や河口湖から行きやすく、道沿いの山小屋の数もどのルートより多いのが特徴です。その代わり、いちばん混雑するルートでもあります。

シーズンとルール

吉田ルートの正式な開山期間は短く、近年は7月1日から9月10日までです。期間外は山小屋が閉まり、救護の体制もなく、雪と氷に覆われた山は、経験豊富な登山者だけが挑む本格的な冬山になります。シーズンオフのハイキング感覚で登らないでください。

山梨県は入山の規制も強化しています。現在は五合目にゲートが設けられ、登山者は通行料を支払い、オンラインでの事前登録を済ませる必要があります。1日あたりの登山者数には上限があり、ゲートは午後から翌未明まで、山小屋の予約がない人に対して閉鎖されます。細かな内容は年ごとに見直されるので、何かを予約する前に、富士山登山オフィシャルサイトで最新の料金、ゲートの時間、登録手順を確認してください。

五合目へのアクセス

登山シーズン中は、東京のバスタ新宿から富士スバルライン五合目への直行バスが走っていて、所要約2時間半です。河口湖駅や富士山駅からはより多くのバスが出ていて、所要約1時間。夏の多くの期間は富士スバルラインのマイカー規制が行われるため、車で来た人はふもとの富士北麓駐車場に車を止め、シャトルバスで上がります。

登山の流れ

初めての人の多くは、登山を2日に分けて山小屋に1泊します。一気に登るより安全で、山頂で日の出を迎えられます。

1日目。 昼ごろに五合目に着いたら、そこで1時間ほど過ごし、食事と水分をとりながら体を標高に慣らします。六合目までの最初の区間はゆるやかな道です。その先は岩のジグザグ道になって傾斜が増し、七合目付近では手を使って登る場所もあります。山小屋や自分のペースにもよりますが、多くの人はおよそ3〜6時間の登りで七合目か八合目の山小屋に着き、早めに夕食をとって数時間眠ります。

2日目。 真夜中に山小屋を出て、ヘッドランプをつけて最後の登りに向かいます。真夏の日の出はおおむね午前4時半から5時ごろです。八合目から上は、混雑する夜にはゆっくりとしか進まない渋滞ができるので、時間に余裕を持ちましょう。休憩を含め、五合目から山頂までの登りは、初めての人でたいてい約5〜7時間かかります。

山頂。 吉田ルートは火口の北東側に着きます。本当の最高地点・剣ヶ峰は火口の反対側です。火口の縁をぐるりと一周する「お鉢巡り」は約90分。体力が残っていて天気がよければ、歩く価値があります。

下山。 下りは、ゆるい火山砂利の別の道を、斜面をジグザグに下っていきます。膝への負担が大きく、たいてい3〜5時間かかります。八合目付近、下江戸屋の近くの分岐で、吉田ルートと須走ルートの下山道が分かれます。「吉田ルート」「スバルライン五合目」の標識に従ってください。毎シーズン、疲れた登山者が分岐を間違えて山の反対側に下り、乗るはずのバスから遠く離れてしまいます。

高山病と天気

引き返す理由でいちばん多いのが高山病です。頭痛、吐き気、いつもと違う疲れが危険信号です。予防するには、ゆっくり登り、こまめに水を飲み、出発前に五合目で休むこと。確実に治す方法は、下山することだけです。寝ずに夜通し登る、いわゆる「弾丸登山」はやめましょう。夜間のゲート閉鎖は、まさにこれを防ぐためのものです。

8月でも、夜明け前の山頂は0℃前後まで下がることがあり、風で体感温度はさらに下がります。雷雨や横なぐりの雨が1時間もしないうちにやってくることもあります。天気が崩れたら、山小屋でやり過ごしましょう。

持ち物

  • 登山靴は足首をしっかり支えるものを。下山時に砂利が入らないよう、スパッツもあると安心です。
  • 重ね着: 汗を逃がすベースレイヤー、フリースかダウンジャケット、山頂用の帽子と手袋。
  • 上下セパレートのレインウェア。 山の上の強風の中では、ポンチョは役に立ちません。
  • ヘッドランプと予備の電池。
  • 水と行動食。 山小屋でも買えますが山の値段で、品切れになることもあります。
  • 現金(小銭も)。 カードが使えない山小屋もあり、山のトイレは少額の有料です。
  • 日焼け止めとサングラス。 何時間も雲の上を歩くためです。下りではトレッキングポールが大いに役立ちます。
  • ゴミ袋。 山にゴミ箱はありません。すべて持ち帰ります。

山小屋でのマナーはシンプルです。消灯は早く、みんなぎっしり並んで眠るので静かにし、誰も起こさずに出発できるよう、荷物は前の晩にまとめておきましょう。

旅のプラン

まず山小屋を予約して登山の登録を済ませ、それに合わせて交通手段を手配しましょう。1日余裕があれば、登山の前後に富士五湖で過ごすのがおすすめです。湖の標高で眠ると体が慣れやすく、ふもとから山を眺めておくと、登山がいっそう意味深いものになります。湖周辺の定番スポットは富士山の絶景ビューポイントガイドで紹介しています。

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