
グループで着物レンタル|友人・家族で楽しむ時間配分・コーデの合わせ方・スムーズな回り方
友人や家族と着物レンタルを楽しむなら、午前中を無駄にしないコツを押さえましょう。時間差での予約、事前のプラン選び、写真映えするコーデの合わせ方、6名以上のルールを解説します。
2026年9月14日·✍️ olablog·⏱ 14 分で読める
友人や家族と着物レンタルを楽しむなら、午前中を無駄にしないコツを押さえましょう。時間差での予約、事前のプラン選び、写真映えするコーデの合わせ方、6名以上のルールを解説します。
友人と過ごす着物の一日は、多くの人にとって特に記憶に残る思い出になります。その一方で、ずらりと並んだ柄の前で6人がそれぞれ意見を出し合い、気づけば2時間が過ぎていた、ということが最も起こりやすいのもグループでのレンタルです。着付けそのものは人数が増えても問題ありません。お店では複数のお客様を同時に着付けできるからです。ところが「選ぶ」作業はそうはいきません。6人が同時に柄を選ぶ時間こそ、着物店のなかで最も時間がかかる場面なのです。このガイドでは、3〜10名のグループを想定し、来店前に決めておくこと、予約の仕方、写真でグループらしくまとまって見せるコツ、そして外に出てからも全員がスムーズに動ける方法をご紹介します。
人数別の目安
| グループの人数 | 入店から街へ出るまでの現実的な所要時間 | 予約の方法 |
|---|---|---|
| 2名 | ヘアセット込みで45分 | 1件の予約で同じ時間枠 |
| 3〜5名 | ヘアセット込みで60〜75分 | 1件の予約で。プランは事前に決めておく |
| 6名以上 | 90分以上、または時間差での来店 | 事前にお店へ連絡。誰も待たずに済むよう、午前中にわたって時間枠を確保します |
OlaChillの東京・浅草(Asakusa)店と京都・清水(Kiyomizu)店では、6名以上のグループには予約前にご連絡いただくようお願いしています。午前中の段取りを事前に組めるかどうかで、「10時30分には全員着付け完了」になるか、「11時になってもまだ半分が柄選びの最中」になるかが分かれます。東京からお越しの場合、京都へは東海道新幹線で2時間強ほどですので、清水店をご利用なら前泊するか、朝早めの便で到着してからの来店時間を逆算しておくと安心です。
自宅で決めておくのは「柄」ではなく「プラン」
当日までに、着物レンタルページにある14種類のプランから、一人ひとりがプランを選んでおきましょう。小紋着(Komongi、5,500円)、Kimono Ren(7,000円)、浴衣(Yukata、女性4,500円・男性4,000円)、男性向けの伝統的な着物(5,000円)などがあります。お店ではそのプランのなかで柄を選ぶだけになるので、20分かかるところが5分で済みます。オプションも事前に話し合っておきましょう。ヘアセット(1,500円)は「全員付ける」か「誰も付けない」かに揃えると、スケジュールが読みやすくなります。DECO(1,100円)は一人ずつ選べて、仕上げも短時間です。
オンライン予約なら各レンタルが10%オフになり、時間枠も確保されます。予約の備考欄には全員の名前と身長を記入しておきましょう。それぞれに合った丈の着物をあらかじめ用意してもらえます。
お揃いにするか、あえて差をつけるか
グループが写真で素敵に見える3つの方法をご紹介します。
- 同じプランで色違い。 全員が小紋着、あるいは全員が浴衣で、色はそれぞれ好きなものを選ぶ方法です。最も簡単で、誰にとっても似合いやすく、一人だけ浮いてしまう心配もありません。
- 配色を決める。 グループ全体で2〜3色に絞ります(青と白系、赤とクリーム系など)。制服のような画一感はなく、それでいて計画的にまとまった印象になります。
- 一人だけ差をつける。 誕生日の主役だけが振袖(Furisode、19,000円)で、ほかの全員は小紋着。あるいは男性一人が紋付(Montsuki、10,000円)で、残りは伝統的な着物。何のお祝いの日なのかが一目で伝わります。
まったく同じ柄で揃えるのは避けましょう。レンタル店に同じ柄が6着あることはまずありませんし、写真も修学旅行のように見えてしまいます。
カップルや男女混合のグループ
男性は着付けが早く(20〜25分、ヘアセットなし)済みます。男女混合のグループでは、女性がヘアセットをしている間に男性はロッカーで荷物を預けたりコーヒーマシンで一息ついたりして待ち、最後に全員そろって出発するとスムーズです。カップルなら、男性は落ち着いた暗めの色の伝統的な着物、女性は明るい色の着物という組み合わせが定番です。帯の色をどこか相手の着物の色と合わせると、二人の装いに統一感が生まれます。
全員がスムーズに動くために
- ルートを決めるリーダーを一人、時間管理係を一人決めましょう。着物の日は「あと一枚だけ写真を」で時間がどんどん過ぎていきます。
- 二人ずつ並んで歩きましょう。着物姿の8人が横に広がると、三年坂(Sannenzaka)のような細い道はふさがってしまい、後ろの人たちから声がかかることになります。
- お店を出る前に昼食の場所を決め、全員が座れるテーブルを予約しておきましょう。12時30分の祇園(Gion)で、草履を履いたまま8人分の席を探し歩くのは、せっかくの一日の使い方としてもったいないものです。
- 1時間に1回は休憩を入れましょう。歩くペースは一番足の遅い人に合わせます。歩き方のコツは草履での歩き方ガイドで紹介しています。
- 写真は撮影係を交代制にするか、撮影オプション(15,000円〜、30分)を予約すれば全員が写真に収まります。最初に押さえたいのは、五重塔や雷門(Kaminarimon)の大提灯を背景にした集合写真です。
うまくいくグループ写真の構図
- 三年坂や清水寺(Kiyomizu-dera)の参道の階段に、身長順に段差をつけて一列に並ぶ。
- 門のほうを向いて背中をカメラに向け、帯の結び目を見せる。人気の構図には、やはりそれだけの理由があります。
- 伝法院通り(Denboin-dori)やねねの道(Nene-no-michi)を、二人ずつカメラに向かって歩いてくる。
- 大きな和傘の下に集まったり、扇子を持ったりする。小物があると手の置き場に困りません。
返却もグループそろって
当日返却は18時までです。グループで一度に返却すると15分ほどかかるので、17時30分までにはお店に戻りましょう。お祭りの夜や着物のままでの夕食を楽しみたいなら、全員そろって翌日返却(1名あたり+1,100円)を付けてください。半分が翌日返却、半分が当日返却というグループだと、結局は全員の一日が早く終わってしまいます。選択肢の詳細は返却オプションガイドで解説しています。
当日の午前中の流れ
- 1週間前:プランを決定し、全員の名前と身長を予約に記入、オプションも決めて昼食も予約。
- 8時55分:全員がお店の前に集合。遅れた人は最後に着付けします。
- 9時00分〜9時10分:柄選び。
- 9時10分〜9時40分:並行して着付け。男性が先に終わります。
- 9時40分〜10時10分:ヘアセット。
- 10時15分:お店の入口で集合写真を撮って出発。
チェックリスト
- 一人ひとりのプランが決まっている
- 6名以上なら:先にお店へ連絡済み
- リーダー1名、時間管理係1名
- 昼食のテーブルを予約済み
- 返却オプションが全員同じ
よくある質問
グループ割引はありますか? オンライン予約の10%割引は各レンタルに適用されます。6名以上の場合は、ご連絡いただく際にお店へお問い合わせください。
2組に分かれて着付けできますか? はい、それが時間差での予約枠です。1組目が先にお寺まで歩いて戻ってくる間に、2組目が着付けをします。
独身最後のパーティーや誕生日のお祝いは? よくあるご利用で、大歓迎です。一人が振袖またはデザイン振袖(Design Furisode、25,000円)を着て、ほかの皆さんは小紋着、そして最初の30分に撮影オプションを付けるのがおすすめです。
子ども連れの家族は? お子さまを先に(1人約15分)着付けし、そのあとで大人の番です。神社での家族の一日については七五三の家族向けガイドをご覧ください。
グループで着物を楽しむのに最適なお祭りは? 浴衣で出かける祇園祭(Gion Matsuri)の宵山(Yoiyama)の夜です。前祭の宵山は毎年7月14日〜16日で、夏休み前の平日にあたる年も多いため、日程が合うなら有給休暇を組み合わせて計画するのもよいでしょう。プランは祇園祭ガイドで紹介しています。
グループで予約する
東京・浅草店または京都・清水店で、備考欄に全員の名前を記入してご予約ください。6名以上の場合は、先にお店へご連絡をお願いします。一人あたりの所要時間は着付けにかかる時間で確認できます。



