
愛知で着物さんぽ|名古屋城・熱田神宮・有松・犬山城のおすすめ撮影スポットと1日モデルプラン
愛知で着物を楽しむなら名古屋城、熱田神宮、絞りの町・有松、犬山城、徳川園へ。京都・東京からの新幹線の所要時間と、着物で巡る1日モデルプランをご紹介します。
2026年9月14日·✍️ olablog·⏱ 15 分で読める
愛知で着物を楽しむなら名古屋城、熱田神宮、絞りの町・有松、犬山城、徳川園へ。京都・東京からの新幹線の所要時間と、着物で巡る1日モデルプランをご紹介します。
愛知県(Aichi)は、多くの人にとって「通過する県」かもしれません。名古屋で乗り換えて、そのまま次の目的地へ向かってしまう方も多いのではないでしょうか。しかし着物で写真を撮るなら、それはもったいない選択です。愛知には屋根に金鯱を戴く城があり、日本でも特に格式の高い神社のひとつがあり、着物の絞り染めで栄えた町がまるごと残り、さらに現存する日本最古の木造天守まで揃っています。しかも、そのすべてが名古屋駅(Nagoya Station)から1時間圏内にあるのです。
名古屋は京都から新幹線でわずか35分。本シリーズで取り上げてきた県の中でも、OlaChill清水店から日帰りで着物旅を楽しめる、もっとも気軽な行き先といえます。新幹線は「EX予約」や「スマートEX」を使えばスマートフォンで予約から乗車まで完結できるので、着物姿で窓口に並ぶ手間も省けます。
有松:着物の柄を生み出してきた町
まずは、もっとも重要な場所から始めましょう。有松(Arimatsu)は旧東海道沿いに古い町並みが残る地区で、名古屋から名鉄電車で20分ほど。ここでは400年にわたり、着物や浴衣に独特の凹凸ある藍色の模様を生む染色技法「絞り(shibori)」が作られてきました。通り沿いの商家では今も絞り製品が販売されており、1時間ほどでハンカチを括って染める体験ができるお店もいくつかあります。町並みは国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、電柱の少ない落ち着いた景観は着物写真の背景にぴったりです。毎年6月第1週末に開かれる「有松絞りまつり」では、通りが浴衣姿の人々で埋め尽くされます。その柄を染めた店の藍染めの暖簾を背に浴衣姿を撮影する――それは、着物観光が「ルーツ」にもっとも近づける瞬間といえるでしょう。
着物で訪れたい愛知の撮影スポット
| スポット | ベストタイミング | アクセス | 混雑度 |
|---|---|---|---|
| 名古屋城・本丸御殿(Nagoya Castle and Honmaru Palace) | 9:00の開門直後/3月下旬の桜の時期 | 地下鉄「市役所」駅から徒歩5分 | 午前中盤は混雑 |
| 金シャチ横丁(Kinshachi Yokocho) | ランチタイム | 名古屋城の門前 | 普通 |
| 熱田神宮(Atsuta Jingu) | 7:00〜9:00、楠の木の下で | 名鉄「神宮前」駅から徒歩3分 | 早朝は空いている、その後は普通 |
| 有松の絞りの町並み(Arimatsu) | 平日の午前中/6月第1週末のまつり | 名鉄「有松」駅、名古屋から20分 | 空いている |
| 徳川園(Tokugawa Garden) | 11月下旬の紅葉/6月の花菖蒲 | 名古屋駅からバスで15分 | 空いている |
| 白鳥庭園(Shirotori Garden) | 午後/茶室 | 地下鉄「神宮西」駅から徒歩10分 | とても空いている |
| 犬山城と城下町(Inuyama Castle) | 午前中/天守は9:00に | 名鉄「犬山」駅まで30分、そこから徒歩15分 | 普通 |
| 大須観音と大須商店街(Osu Kannon) | 午後 | 地下鉄「大須観音」駅 | 混雑するがにぎやか |
| 豊川稲荷(Toyokawa Inari) | 午前中/狐像が並ぶ霊狐塚 | JR「豊川」駅、名古屋から1時間 | 空いている |
犬山には、ぜひ半日をかけてください。天守は1537年の国宝で、まるで一軒の家のようにこぢんまりとした佇まいで木曽川(Kiso River)を見下ろしています。麓の城下町は和菓子店や工芸品の店が並ぶ通りとして整備されており、夏には浴衣レンタルも一般的。着物姿でもまったく浮くことはありません。
愛知の季節ごとの楽しみ方
- 3月下旬〜4月上旬:名古屋城の堀端や山崎川(Yamazaki River)沿いに桜が咲き誇ります。4月第1週末の犬山祭(Inuyama Festival)では、提灯で飾られた13輌の車山が夜の町を練り歩きます。犬山祭はユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」のひとつにも登録されています。
- 6月上旬:有松絞りまつりが開催され、徳川園では花菖蒲が見頃を迎えます。
- 7月〜8月:名古屋は日本でも有数の暑い都市です。この時期は浴衣一択で、屋内での休憩を計画に組み込みましょう。名古屋城の夏まつりでは、夜遅くまで城内が開放されます。
- 11月下旬:徳川園や犬山の有楽苑(Urakuen)の茶庭で紅葉が楽しめます。
- 冬:空気が乾燥し、晴れの日が多い季節です。熱田神宮は正月、特に三が日の初詣で大変混雑しますが、楠の木はいつ訪れても写真映えします。
着物はどこで借りる?
OlaChillの店舗は京都・清水店と東京・浅草店の2店舗です。
京都から日帰りの場合:のぞみ・ひかりで名古屋まで35〜40分。9:00に清水店で着付けをすれば11:00には名古屋に到着し、1日たっぷり楽しんでから18:00の閉店までにお店へ戻れます。市内だけを巡るのであれば、追加オプションは不要です。犬山や有松に名古屋城まで加えたい場合は、翌日返却(1,100円)を付ければ時間を気にせず過ごせます。
東京からの場合:のぞみで約1時間40分。翌日返却を付ければ十分に可能です。
専用車の場合:犬山・有松・熱田を一度に巡るご家族連れなら、京都から運転手付きの車を利用すれば名鉄の乗り換えも不要です。お見積もりは運転手付き高級車(日本)ページからどうぞ。
料金は男性用浴衣4,000円、女性用浴衣4,500円から。小紋着プラン5,500円、着物恋プラン7,000円、訪問着プラン12,000円、子ども着物は8,000円です。ヘアセットは1,500円、メイクは5,000円で、オンライン予約なら店頭払いより10%お得になります。
京都発・愛知着物さんぽの1日モデルプラン
- 前日:オンラインでプランを予約。日帰り(名古屋城・熱田神宮・徳川園)にするか、翌日返却(有松や犬山を追加)にするかを決めておきましょう。
- 09:00 清水店:着付けは30分ほど。新幹線の座席は硬めなので、帯結びは低めにしてもらうよう伝えるのがおすすめです。
- 10:15 京都駅:新幹線で名古屋へ、所要35分。荷物は名古屋駅のコインロッカーに預けておきましょう。
- 11:00 名古屋城:当時の檜と金の障壁画で復元された本丸御殿の内部は、愛知でもっとも美しい屋内の着物写真が撮れる場所です。フラッシュを使わなければ撮影できます。
- 13:00 金シャチ横丁:味噌カツやひつまぶしでランチを。着物を汚さないよう、紙ナプキンを襟元に挟ませてもらいましょう。
- 14:30 熱田神宮:楠の森と長い玉砂利の参道へ。昼食後の時間帯は静かです。
- 16:00 京都へ戻る:18:00までに着物を返却。あるいはそのまま宿泊して、翌朝を犬山に充てるのもよいでしょう。
知っておきたい実用情報
- 名古屋城の大天守は再建工事のため閉鎖中で、本丸御殿と城内は公開されています。最上階からの撮影は計画に入れないでください。
- 熱田神宮の本殿付近は玉砂利が深くなっています。草履の場合は、踏み固められた端の部分を歩きましょう。
- 大須商店街は楽しい場所ですが混雑します。エスカレーターでは長い袖を体に引き寄せておきましょう。
あわせて読みたい:名古屋の団体向け貸切バスガイド、南隣の県へ足を延ばすなら名古屋から伊勢志摩への団体日帰り旅もどうぞ。
よくある質問
名古屋は本当に京都から着物で日帰りできますか? はい。片道35分です。多くのお客様が清水店で着付けをして名古屋で6時間ほど過ごし、翌日返却オプションなしで18:00までに着物を返却されています。
レンタル着物のまま絞り染め体験はできますか? 有松の体験工房ではエプロンを用意していますが、藍染めの染料は一度付くと落ちません。お店の全身を覆うスモックを借り、渡される紐で袖をたすき掛けにしておきましょう。
初めて訪れるなら、名古屋城と犬山城のどちらがおすすめですか? 御殿の内装と金鯱を楽しみたいなら名古屋城。小さな現存天守と歩いて巡れる古い町並みを味わいたいなら犬山です。丸1日あって翌日返却を付けるなら、両方巡るのがおすすめです。
夏の愛知は着物には暑すぎますか? 7月・8月は、正直なところ暑すぎます。浴衣を選び、9:00から行動を開始して、13:00〜15:00は屋内で過ごしましょう。夏の夜間開放の名古屋城が、頑張ったご褒美です。
本丸御殿は予約が必要ですか? いいえ、名古屋城の入場券で入れます。ただし、桜の季節は少し並ぶことがあります。
京都からの出発を予約する
OlaChill着物レンタルページでプランを選んで、名古屋を東海道線でいちばん気軽な着物日帰り旅の目的地にしてみてください。車で犬山と有松を巡りたい方は、運転手付き高級車(日本)ページからお問い合わせください。



