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京都・花灯路を着物で楽しむ|終了後も続く東山・嵐山のライトアップと夜の散策ガイド
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京都・花灯路を着物で楽しむ|終了後も続く東山・嵐山のライトアップと夜の散策ガイド

京都・花灯路は終了しましたが、東山と嵐山の小路は今も春と秋に灯りがともります。着物でめぐる東山・嵐山の夜の散策ガイドです。

2026年9月14日·✍️ olablog·⏱ 15 分で読める

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京都・花灯路は終了しましたが、東山と嵐山の小路は今も春と秋に灯りがともります。着物でめぐる東山・嵐山の夜の散策ガイドです。

📍 現在の地域: 京都・奈良・関西
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京都・花灯路(Kyoto Hanatouro)は、20年にわたって京都を代表する灯りの祭典でした。毎年3月には竹と和紙でつくられた約2,500基の露地行灯が東山(Higashiyama)の約5kmの散策路を彩り、12月には嵐山(Arashiyama)の渡月橋(Togetsukyo Bridge)や竹林の小径を舞台にした冬の開催もありました。これから花灯路を調べようとしている方に最初にお伝えしておきたいのは、主催する推進協議会が2021年12月の嵐山での開催、そして2022年3月の東山での開催をもって事業を終了しており、「花灯路」の名を冠した催しはその後復活していないという事実です。いまだに毎年の恒例行事として紹介している古い記事も多く見かけますが、その情報は誤りですのでご注意ください。

とはいえ、うれしいことに、花灯路が生まれる土台となった「灯りの夜」そのものが失われたわけではありません。東山の散策路沿いにある寺院は、それぞれ独自に春と秋の夜間特別拝観を行い、行灯やライトアップされた庭園で訪れる人を迎えています。嵐山でも渡月橋や川沿いが夕暮れ以降に照らされ、両エリアを結ぶ小路は祭りの人混みがなくなったぶん、むしろ落ち着いた雰囲気で歩けるようになりました。本ガイドでは、そんな夜の京都を着物で楽しむためのプランをご紹介します。

今も続く夜のイベントと開催時期

場所 夜のイベント(毎年) 時期
清水寺(Kiyomizu-dera) 夜の特別拝観。舞台と三重塔がライトアップされ、市街の上空に青い光線が伸びる 3月中旬〜下旬ごろ、8月中旬〜下旬ごろ、11月中旬〜12月上旬ごろ
高台寺(Kōdai-ji) 池泉と竹林の夜間ライトアップ、方丈前の枯山水庭園でのプロジェクション 3月中旬〜5月上旬、10月下旬〜12月上旬
圓徳院(Entoku-in)、高台寺の向かい こぢんまりとして趣のあるライトアップ庭園 高台寺と同時期
青蓮院(Shōren-in) 青い光に包まれる苔庭。京都でも屈指の撮影人気を誇る夜の庭園 春(3月下旬〜5月上旬)と秋(10月下旬〜12月上旬)
八坂神社(Yasaka Shrine) 本殿に連なる提灯が一年中毎晩点灯 通年
嵐山・渡月橋(Togetsukyo) 渡月橋と嵐山の山並みがほぼ毎晩ライトアップ。嵐山駅(Arashiyama Station)の「キモノフォレスト」のポールも毎晩点灯 通年

開催日程は年ごとに少しずつ変わりますので、正確な期間は各寺院の公式サイトでご確認ください。計画を立てるうえで押さえておきたいのは、3月下旬と11月中旬〜12月上旬であれば、ひとつの散策ルートで複数の夜間拝観をはしごできるという点です。なお、3月下旬は春分の日の連休や春休みと、11月は勤労感謝の日(11月23日)を含む紅葉シーズンと重なるため、国内からの観光客でとくに混み合います。新幹線や宿は早めに押さえておくと安心です。

着物でめぐる東山の夜

かつての花灯路のルートは、青蓮院から南へ清水寺へと向かうものでした。OlaChillの京都清水店から歩く場合はちょうどその逆回りとなり、最後に最も華やかなライトアップが楽しめる清水寺へとたどり着きます。夜の散策としては、これが理想的な順番です。

  1. 店舗、15:30。 ヘアセット(1,500円)付きで着付けをしましょう。夜の散策では、4時間ほど崩れずに保てるヘアスタイルが欠かせません。また、ご予約時に翌日返却(+1,100円)を追加しておくのがおすすめです。店舗は18:00に閉店しますが、夜間拝観は21:00〜21:30ごろまで続くためです。
  2. 三年坂(Sannenzaka)・二年坂(Ninenzaka)、16:30。 日中の人波が引きはじめ、お店の軒先に提灯がともり、石段が花灯路で有名になったあの色合いに染まっていく時間帯です。
  3. 八坂の塔(法観寺/Hōkan-ji)、17:15。 八坂通から坂を見上げるように、夕暮れに浮かぶ五重塔を眺めましょう。
  4. ねねの道(Nene-no-michi)・高台寺、17:45。 高台寺は日没ごろに夜間拝観の受付を始めます。竹林と、水面に景色を映す臥龍池(がりょうち)こそ、拝観料を払ってでも見る価値のある見どころです。
  5. 円山公園(Maruyama Park)・八坂神社、19:00。 八坂神社の提灯は毎晩点灯しており、春には円山公園の枝垂れ桜もライトアップされます。
  6. 青蓮院、19:45。 夜間拝観の期間中であれば、青く光る苔庭をぜひご覧ください。
  7. 南へ戻って清水寺、20:30。 夜の特別拝観が行われていれば立ち寄りましょう。最終受付は通常21:00です。舞台に立つと、眼下に京都の街の灯りが一面に広がります。

距離:立ち寄りを含めて約4km、所要4〜5時間。途中、円山公園でひと休みするのがおすすめです。

夜間拝観については、実用的な注意点が2つあります。まず、多くの寺院では昼の拝観と夜の拝観のあいだに1時間ほど(17:00〜17:30ごろ)門を閉めるため、たとえば17:10に高台寺に着いても外で待つことになります。その時間を八坂の塔の撮影にあてると効率的です。次に、夜間の拝観料は昼とは別料金のため、朝に訪れた寺院でも日没後にはあらためて拝観料がかかります。5か所すべてではなく、夜間拝観は2〜3か所に絞って予算を組みましょう。寺院を結ぶ小路の散策は無料で、それこそが夜歩きの楽しみの半分を占めています。

嵐山の夜

嵐山は清水から電車で45〜60分、車で30〜40分ほどの距離にあります(交通手段の詳細は着物で楽しむ嵐山ガイドをご覧ください)。夜を楽しむなら、16:00までに到着して、日没前の残光のなかで竹林の小径を歩きましょう(竹林は特別イベント時以外は夜間のライトアップがなく、暗くなると真っ暗な小道になってしまいます)。その後、山並みが照らし出される夕暮れの渡月橋を眺め、川沿いで夕食をとり、帰り道に嵐電嵐山駅(Randen Arashiyama Station)のキモノフォレストのポールを見て締めくくるのがおすすめです。18:00までに清水へ戻ることはまず難しいため、翌日返却を選んでおきましょう。

夜の散策にふさわしい着物選び

3月下旬の夜の気温は5〜10℃、11月下旬は6〜12℃ほどです。裏地のある袷(あわせ)の着物を、明るい色で選ぶのがポイントです。クリーム、水色、淡いピンク、白といった色の着物は行灯の光をやわらかく受け止め、写真にもきれいに映ります。一方、濃い色の着物は暗い小路に溶け込んで目立たなくなってしまいます。OlaChillの小紋着(5,500円)の淡い色合いや、大きく明るい柄の着物「恋(Ren)」(7,000円)はどちらもおすすめです。男性は男性用の伝統的な着物(5,000円)に濃い色の羽織を合わせると、ぐっと引き締まった印象になります。寒い日は店舗で貸し出しているショールや羽織を利用し、厚手の足袋を用意しましょう。

持ち物チェックリスト

  • 翌日返却またはホテル返却の予約(+1,100円)
  • 着物の下に着る保温インナー、袖に忍ばせるカイロ
  • 暗所撮影に強いスマートフォンやカメラ(行灯の明かりは見た目よりも暗く写ります)
  • 夜間拝観料用の現金(各数百円〜1,000円程度。寺院ではキャッシュレス決済に対応していない窓口もあります)
  • お店が閉まったあとの二年坂の不揃いな石段を照らす小型ライト

よくある質問

花灯路は本当に終わってしまったのですか? 組織的なイベントとしての花灯路は、2022年3月の東山での開催を最後に終了しました。もし復活が発表されるとすれば、京都市の観光関連の公式チャンネルを通じて告知されるはずです。それまでは、上でご紹介した寺院の夜間拝観を軸に計画を立てましょう。

着物で歩くなら、東山と嵐山のどちらの夜がおすすめですか? 東山です。当店の目の前から歩き始められ、1kmあたりのライトアップスポットの数も多いからです。嵐山は、すでに日中から嵐山を訪れている場合に足を延ばす価値があります。

着物で夜の小路を歩いても安全ですか? はい、安全です。夜間拝観の期間中、東山は21:00ごろまで人通りが多く、照明も十分に整っています。気をつけるべきは人ではなく、石段と寒さです。

夏でも夜の散策は楽しめますか? 清水寺では8月に夜の特別拝観があり、その時期には浴衣(4,500円)がぴったりです。高台寺と青蓮院の夜間拝観は春と秋のみとなります。

このルートを昼間に歩くプランはありますか? 京都着物フォトルートでは同じ小路を日中に歩くプランを紹介しており、京都フォトスポットマップでは市内のそのほかのスポットも網羅しています。

京都で夜の着物散策を予約する

京都清水店で、翌日返却付きの午後の時間帯をご予約ください。ひとつの散策ルートで最も多くの夜間拝観を楽しめるのは、3月下旬または11月下旬です。料金とスタイルは着物レンタルページでご確認いただけます。

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