
埼玉・川越で着物散策|蔵造りの町並み・時の鐘・氷川神社の撮影スポットと1日モデルプラン
埼玉で着物を楽しむなら川越へ。蔵造りの町並みと時の鐘、川越氷川神社の風鈴、喜多院、秩父まで、浅草から約1時間で行けるアクセスとOlaChillの着物レンタル活用法をご紹介します。
2026年9月14日·✍️ olablog·⏱ 14 分で読める
埼玉で着物を楽しむなら川越へ。蔵造りの町並みと時の鐘、川越氷川神社の風鈴、喜多院、秩父まで、浅草から約1時間で行けるアクセスとOlaChillの着物レンタル活用法をご紹介します。
埼玉:浅草から1時間の「小江戸」
川越(Kawagoe)は自らを「小江戸(Koedo)」と名乗っていますが、この呼び名は決して誇張ではありません。メインストリートには、明治26年(1893年)の大火の後に建てられた、厚い土壁と黒瓦屋根の蔵造り(kurazukuri)の建物がずらりと並び、その上には1600年代から時を告げ続けてきた木造の鐘楼がそびえています。週末ともなれば、この通りを歩く人のゆうに3分の1ほどがレンタル着物姿。着物で歩いても浮くことはなく、むしろ町並みにすっと溶け込めます。
OlaChillをご利用のお客様にとって、川越は東京から足を延ばす着物日帰り旅のなかで、もっとも気軽に楽しめる行き先です。浅草から電車でおよそ1時間、道はほぼ平坦で、撮影したいスポットはすべて徒歩20分圏内に収まっています。以下では、おすすめのスポット、季節ごとの楽しみ方、そして具体的なタイムスケジュールまで詳しくご紹介します。
撮影スポット
蔵造りの町並み・時の鐘(Kurazukuri Street and Toki no Kane)
蔵造りの町並みは、中央通り(Chuo-dori)沿いにおよそ400メートルにわたって続きます。現在も車が通行する道路なので、撮影は歩道や脇道から行いましょう。時の鐘は大通りから一本入った路地に立ち、6時・12時・15時・18時の1日4回鐘が鳴ります。真下で鐘の音を聞くなら、正午がベストタイミングです。お店が開く10時より前の早朝は通りに人影も少なく、低い角度の光が黒瓦に沿って差し込む、しっとりとした写真が撮れます。
菓子屋横丁(Kashiya Yokocho)
石畳の路地に駄菓子や飴、そしてありとあらゆるさつまいもスイーツを売るお店が軒を連ねる一角です。石畳は凹凸があるので、草履(zori)のときは小股でゆっくり歩くのがコツ。時の鐘からは徒歩2分ほどです。
川越氷川神社(Kawagoe Hikawa Shrine)
時の鐘から北へ徒歩10分。縁結びのお守りで知られる神社で、7月上旬から9月上旬にかけて開催される夏の「縁むすび風鈴」では、2,000個を超えるガラスの風鈴が参道にトンネル状に吊るされます。埼玉でもっとも多く撮影される着物シーンといってよいでしょう。期間は夏休みやお盆休みとも重なるため、特に週末は混雑を覚悟しておくと安心です。境内は平らな砂利敷きです。
喜多院(Kitain)
大通りの南側に位置するこの寺院には、1600年代に江戸城から移築された建物が残り、境内にはそれぞれ表情の異なる538体の石造の羅漢像が並ぶ五百羅漢があります。11月下旬の紅葉が見事で、境内も平坦なので着物でも歩きやすい場所です。
秩父(Chichibu)
川越から山あいへ向かって約1時間半。秩父神社は小さな東照宮を思わせる彫刻と彩色が施された社殿で知られ、12月2日・3日に行われる秩父夜祭では、提灯で飾られた山車が冬の花火の下、坂道を曳き上げられます。京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並ぶ日本三大曳山祭のひとつで、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」にも登録されています。厚手の羽織を重ねて着物で出かけるにふさわしい、本格的な晴れの舞台です。
| スポット | ベストタイム | アクセス | 混雑度 |
|---|---|---|---|
| 蔵造りの町並み | 10時前、または鐘が鳴る正午 | 川越駅または本川越駅から徒歩15分 | 11時以降は高い |
| 菓子屋横丁 | 午前中の中頃 | 時の鐘から徒歩2分 | 高い |
| 氷川神社 | 7月〜9月上旬(風鈴)、11月下旬 | 時の鐘から徒歩10分 | 夏は高い |
| 喜多院 | 11月下旬 | 本川越駅から徒歩15分 | 低い |
| 秩父神社 | 12月2日・3日 | 池袋から西武線で80分 | 祭りの夜は非常に高い |
季節と装いのポイント
川越は関東の内陸部に位置し、夏は高温多湿、冬は乾燥して冷え込みます。7月から9月上旬は浴衣がぴったりで、風鈴の季節にもよく映えます。春と秋は袷(あわせ)の着物が心地よい気候です。10月第3週末の川越まつりでは蔵造りの町並みが山車で埋め尽くされ、町いちばんの着物日和になります。この川越氷川祭の山車行事もユネスコ無形文化遺産に登録されており、毎年大変な人出となるため、予約はすべて早めに済ませておきましょう。11月下旬には喜多院のもみじが色づきます。
OlaChillの活用法:浅草から1時間の小旅行
OlaChillは埼玉県内に店舗を構えていません。店舗は東京・浅草と京都・清水の2店舗で、営業時間は9時〜18時です。それでも川越は、着物姿のまま無理なく日帰りできる距離にあります。
- 9:00 浅草店で着付け(30〜45分。ヘアセット1,500円を追加する場合はプラス約20分)。
- 10:00 浅草から川越へ:東武スカイツリーラインで副都心線経由で池袋へ向かい、東武東上線の急行で川越へ。乗り換えを含めておよそ1時間です。または銀座線で池袋方面へ出て、東上線に乗り換えるルートもあります。東武線・東京メトロ・西武線はいずれもSuicaやPASMOなどの交通系ICカードで乗車できるので、着物の袂から小銭を出す手間も省けます。
- 11:15〜15:00 蔵造りの町並み、正午の時の鐘、菓子屋横丁、氷川神社を巡り、遅めのランチは大通り沿いで鰻を。
- 15:15 帰りの電車に乗り、16:30頃に浅草着。
- 17:00 店舗へ戻り、閉店まで1時間の余裕があります。
10月の川越まつりや風鈴の夕暮れ、秩父夜祭まで楽しみたい場合は、翌日返却(1,100円) を追加し、翌朝10時までに着物をご返却ください。電車を使わない選択肢として、浅草〜川越間を往復するハイヤーもご用意しています(料金は1回ごとのお見積もりです)。
グルメやショップについては、川越日帰り旅ガイドでさらに詳しくご紹介しています。
着物で過ごす1日のプラン
- 9時の枠を予約し、小紋着(5,500円、オンライン予約なら4,950円)、モダンな柄なら着物恋(7,000円)、夏なら浴衣を選びましょう。
- 川越駅で降りて北へ歩きます。 平坦な歩道を20分ほどで蔵造りの町並みに到着します。
- 12時に時の鐘へ。その後は菓子屋横丁へ。
- 氷川神社でお守りを授かり、夏なら風鈴も楽しみましょう。
- 大通りで鰻ランチ。老舗の鰻店には着物姿にもしっくりくる座敷があります。
- 15:15までに帰りの電車へ。夕暮れまで残るなら翌日返却を付けておきましょう。
現地で心がけたいマナー
川越の蔵造りの町並みはバスも走る生活道路です。横断は信号のある場所で行い、撮影は道路の中央ではなく歩道から行いましょう。時の鐘は町のシンボルであると同時に信仰の対象でもあるため、軽く一礼するのが習わしです。菓子屋横丁では、店頭の陳列を撮影することは歓迎されていますが、お菓子の盛られたトレイには触れないようお願いされています。祭りの週末には交差点で山車が方向転換します。山車の車輪は大きく弧を描いて回るため、着物の裾を巻き込まれないよう、誘導係の指示に従って立ち位置を決めてください。
よくある質問
浅草から川越まで着物で電車に乗れますか? はい、乗れます。乗り換え1回で約1時間です。通勤ラッシュを避けるため、9時30分以降の移動がおすすめです。
菓子屋横丁は草履でも歩けますか? 歩けます。ただし石畳には凹凸があるので、小股で歩き、店先の段差にもご注意ください。
OlaChillは川越に店舗がありますか? ありません。着付けとご返却は東京・浅草店と京都・清水店のみで承っています。川越へは浅草からの往復でお楽しみいただけます。
氷川神社の風鈴はいつ見られますか? 7月上旬から9月上旬です。風鈴のトンネルは、ガラス越しに光が差し込む夕方に撮影するのがいちばん美しく写ります。
秩父夜祭に着物で行けますか? 行けます。ただし12月上旬の山間部なので、厚手の羽織と防寒インナーは必須です。花火の終了が遅いため、翌日返却をご利用ください。
枠を予約して、10時の電車へ
川越は埼玉で着物を楽しむ定番の行き先であり、浅草店からもっとも気軽に出かけられる場所です。OlaChill着物レンタルで着付けをご予約のうえ、祭りの夜には翌日返却を追加してください。オンライン予約なら10%オフでご利用いただけます。



