
着物で伏見稲荷大社へ|千本鳥居の撮影スポット・空いている時間帯・草履で登れる範囲
伏見稲荷大社の千本鳥居で着物姿を撮影するなら。おすすめの区間、人が少ない時間帯、草履でどこまで登れるか、清水エリアからのアクセスを解説します。
2026年9月14日·✍️ olablog·⏱ 13 分で読める
伏見稲荷大社の千本鳥居で着物姿を撮影するなら。おすすめの区間、人が少ない時間帯、草履でどこまで登れるか、清水エリアからのアクセスを解説します。
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伏見稲荷大社(Fushimi Inari Taisha)は、京都の南に位置する稲荷山に朱色の鳥居が幾重にも連なる「千本鳥居」で知られる神社です。そのトンネルの中にたたずむ着物姿は、日本を象徴する写真のひとつといってよいでしょう。拝観は無料で、24時間参拝でき、清水エリアから電車でわずか7分。だからこそ、毎日午前中の半ばから夕方まで大勢の参拝客でにぎわいます。とくに正月三が日は初詣の参拝者で境内が埋め尽くされるため、着物での撮影が目的なら避けるのが賢明です。混雑をかわすコツは、鳥居のどの区間を、どの時間帯に使うか、そして草履でどこまで無理なく山を登れるかを知っておくこと。このガイドでは、その3つをすべてご紹介します。
清水からのアクセス
OlaChill京都清水店からは、坂を下って京阪本線の清水五条駅(Kiyomizu-Gojo Station)まで徒歩約15分。そこから南へ4駅、伏見稲荷駅(Fushimi-Inari Station)まで約7分、運賃は220円です。駅から神社の入口までは、お店が並ぶ通りを東へ歩いて5分ほど。京阪線・JRともにICOCAやSuicaなどの交通系ICカードが使えるので、着物姿で小銭を出す手間も省けます。京都駅からJR奈良線に乗る場合は、JR稲荷駅(Inari Station)が一の鳥居の真正面にあり、駅周辺から出発するならこちらが便利です。東京方面からお越しの方は、東海道新幹線「のぞみ」で京都駅まで約2時間強。京都駅でJR奈良線に乗り換えれば、そのまま稲荷駅へ向かえます。
東山(Higashiyama)からタクシーなら約20分。着物姿で3〜4人のグループなら、いちばん快適な移動手段です。運転手付きのハイヤーなら、神社の駐車場で待機してもらい、参拝後にそのまま嵐山(Arashiyama)や奈良へ足を延ばすこともできます(OlaChillの専用車サービスは1回ごとのお見積もりです)。
区間別に見る稲荷山
| 区間 | 入口からの所要時間 | 足元 | 混雑 | 着物での判定 |
|---|---|---|---|---|
| 楼門(Romon)、本殿、最初の大鳥居が続く参道 | 0〜10分 | 舗装路と砂利道、ゆるやか | 終日かなり混雑 | 撮影は楼門前のみ。立ち止まらずに進む |
| 千本鳥居(Senbon Torii):小ぶりな鳥居が二筋に並ぶトンネル | 10〜15分 | 舗装路、ややゆるい上り坂 | 10時〜16時は非常に混雑 | 定番の構図。右側のトンネルのほうが左側より空いている |
| 奥社奉拝所(Okusha Hōhaisho)とキツネの絵馬 | 15分 | 平坦な広場 | 混雑 | 多くのグループが引き返す地点。ここでひと休み |
| 熊鷹社(Kumatakasha)〜三ツ辻(Mitsutsuji)の分岐まで | 15〜40分 | 石段、勾配は中程度 | 急速に人が減る | 人のいない鳥居と無理のない石段、両方がそろうベスト区間 |
| 四ツ辻(Yotsutsuji)の展望所 | 40〜50分 | 急な石段 | 少ない | 眼下に京都の街並み。多くの方にとって草履で行ける上限 |
| 山頂をめぐるお山めぐり(一ノ峰(Ichinomine)) | 50〜90分 | 急で凹凸が多い | ほとんどいない | 着物では不可 |
狙うべきは、奥社から四ツ辻までの間にある鳥居のトンネルです。ほとんどの参拝客は奥社で引き返すため、そこから5分も進めば、土曜日の11時でも誰もいない朱色の回廊に立つことができます。
狙い目の時間帯
- 8時30分より前。 鳥居の連なる参道はほぼ無人で、柱の間から横向きの光が差し込みます。当店の営業開始は9時のため、この時間帯を狙うには前日に着物をお受け取りいただく翌日返却プラン(+1,100円)が必要です。撮影後、10時までにご返却ください(京阪で25分ほどで戻れます)。その成果は朝6時の伏見稲荷ガイドでご覧いただけます。
- 16時30分以降。 団体ツアー客が引き上げ、夕暮れとともに灯籠に明かりがともり、トンネルはいっそう深い紅色に染まります。ここから18時までに店へ戻るのは不可能なので、この時間帯も翌日返却プランが必要です。
- 日中なら、奥社より上へ。 当日返却のままにしたい場合は、9時に着付けをして10時までに到着し、混雑する千本鳥居は立ち止まらずにそのまま通り抜け、奥社より上で撮影しましょう。これで十分に撮れます。
鳥居のトンネルを撮るコツ
- トンネルの中央に立ち、撮影者には低い位置から撮ってもらいましょう。頭上を鳥居が額縁のように囲み、背後へと吸い込まれていく構図になります。
- 人の切れ目を待つこと。人の流れは20〜30秒ごとの波になってやってきます。その波を数えて、途切れた瞬間にシャッターを切りましょう。
- 鳥居の黒い奉納文字は山の下側を向いています。山の上(上り方向)に向けて撮ればすっきりとした朱色一色に、下り方向に向けて撮れば墨書きの文字が写り込みます。
- 和傘は鳥居の中には収まりません。ここでは畳んでおきましょう。
- 着物の色は、白、クリーム、淡い水色、黒が朱色の背景によく映えます。濃い赤は背景に溶け込んでしまいます。
草履で歩くなら:無理のない範囲は
草履と足袋でも、歩幅を小さくし、急な石段では手すりを使えば、最初の40分ほどは問題なく歩けます。四ツ辻から先は道が凸凹で、雨のあとは濡れて滑りやすく、登山靴でさえ足を取られるほどの急勾配です。眺望もベンチも茶店もある四ツ辻で引き返しましょう。階段の歩き方は草履での歩き方ガイドで詳しく解説していますが、要点だけお伝えすると、上りはかかとから、下りはつま先から足をつき、裾は外側の手で軽く持ち上げることです。
1日のモデルプラン(当日返却の場合)
- 9:00 清水店で着付け。いちばん軽いセットを選びましょう。小紋(5,500円)、夏なら浴衣(4,500円)がおすすめ。登っても崩れないよう、ヘアセット(1,500円)も。
- 9:45 京阪で伏見稲荷駅へ。
- 10:00 楼門、本殿を参拝し、千本鳥居はさっと通過。
- 10:30〜11:30 奥社より上の鳥居のトンネルで撮影。脚に余裕があれば四ツ辻まで。
- 12:00 参道で昼食。キツネの好物とされる甘辛いお揚げのいなり寿司と、きつねうどんを。
- 13:00 京阪で北へ戻り、午後は東山へ。産寧坂(Sannenzaka)、八坂の塔(Yasaka Pagoda)を散策。
- 17:30 18時までに店へご返却。
持ち物チェックリスト
- 早朝や夕暮れ時を狙うなら翌日返却プラン
- 靴擦れ用の絆創膏と厚手の足袋
- 小さめのペットボトルの水(お店は入口付近までしかありません)
- キツネのおみくじや、奥社で購入して奉納できるミニ鳥居のための100円玉
- トンネル内では和傘は使わず、代わりに扇子を
よくある質問
伏見稲荷大社は夜も参拝できますか? はい、夜通し参拝でき、明かりもともっています。ただ着物なら夕暮れ時までで十分です。日没後は上の参道がとても静かになり、石段も見えにくくなります。
着物で伏見稲荷と嵐山を1日で回れますか? 車なら可能です。10時に伏見稲荷、12時30分には嵐山へ。電車でも不可能ではありませんが、移動が長くなります。着物で巡る嵐山ガイドをご覧ください。
ガイド付きのプランはありますか? 伏見稲荷ローカルツアーでは、静かな区間を知り尽くしたガイドとともに早朝に参拝します。
山の途中にトイレはありますか? 入口、奥社付近、四ツ辻にあります。登る前に奥社のトイレを利用しておきましょう。
着物姿の子どもでも鳥居のトンネルを歩けますか? 奥社までなら楽に歩けます。その先は、草履を履いた小さな足には石段が長く感じられるでしょう。店頭ではお子さま用の着物セット(8,000円)と浴衣(3,000円〜)もご用意しています。
伏見稲荷の着物の日をご予約ください
京都清水店のいちばん早い時間枠をご予約いただくか、早朝の鳥居を狙うなら前日受け取り・翌日返却プランをお選びください。スタイルと料金は着物レンタルページでご確認いただけます。


