
四季の山中湖:富士山の眺めとアクセス
富士五湖で最も大きく、最も標高の高い山中湖。アクセス、富士山が見える場所、春から冬までの季節ごとの魅力を紹介します。
2026年5月4日·✍️ olablog·⏱ 10 分で読める
富士五湖で最も大きく、最も標高の高い山中湖。アクセス、富士山が見える場所、春から冬までの季節ごとの魅力を紹介します。
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山中湖は富士山の東側にあり、富士五湖のなかで最も山に近い湖です。にぎやかな河口湖とはかなり雰囲気が異なります。湖岸は開けていて低く、村は松林や別荘の間に点在し、北岸と東岸からは湖面の向こうに富士山が空いっぱいに広がります。何世代にもわたって東京の人々の避暑地として親しまれ、寒い季節には、夕日が山頂にぴったり沈むさまを見られる日本屈指の場所になります。
山中湖を選ぶ理由
山中湖は五湖のなかで面積が最も大きく、標高も約1,000mと最も高いため、夏は低地より涼しく、冬の夜はしっかり冷え込みます。山が南西にあるので、定番の眺めは北岸と東岸から楽しめます。湖は河口湖と御殿場を結ぶ道沿いにあり、忍野八海の湧水池へも車ですぐです。
アクセス
- 高速バス。 バスタ新宿発の高速バスの一部は山中湖まで行き、所要時間は河口湖行きとほぼ同じです。週末や祝日は渋滞でかなり時間がかかることがあるので、繁忙期は往復とも予約しておきましょう。
- 電車と路線バス。 富士急行線の富士山駅まで電車で行き(大月経由、または新宿から直通の「富士回遊」)、路線バスに乗り継ぎます。湖を一周する周遊バスがあり、車がなくても展望スポットの間を移動するのに一番便利です。
- 静岡側から。 御殿場と河口湖を結ぶバスが湖を通るので、箱根とほかの湖の間で自然に立ち寄れます。
- 車。 東富士五湖道路の山中湖ICを降りればすぐ湖です。湖岸が長く展望スポットが点在しているので、ここでは車がとても役に立ちます。
富士山が見える場所
長池親水公園。 北岸にある湖畔の公園で、水辺まで続く広い芝生が山と真正面に向き合っています。風のない朝に逆さ富士を撮るのに人気の場所です。
パノラマ台。 湖の南東側の上、三国峠へと上っていく道沿いにある展望スポットです。湖と山をひとつの画面に収められ、秋には周囲の斜面が銀色のススキに覆われます。
山中湖花の都公園。 忍野方面へ向かう途中にある大きな花の公園で、季節ごとに次々と咲く花畑の背景に富士山がそびえます。春はチューリップ、夏はヒマワリ、秋口にはコスモスが咲きます。
旭日丘周辺の南岸。 湖畔の緑地は夕日を眺めるのに向いており、シーズン中はダイヤモンド富士を見に来る人でにぎわいます。
紅富士の湯。 富士山を望む日帰り温泉施設です。名前の由来は「紅富士」。冬の朝、日の出のころに雪をかぶった山頂がときおりピンク色に染まる現象です。
季節ごとの湖
春。 標高が高いため桜は東京より数週間遅く、例年4月下旬ごろに咲きます。富士山周辺では芝桜の季節でもあり、最も有名な「富士芝桜まつり」は、西へ車で向かった本栖湖の近くで4月下旬ごろから5月にかけて開かれます。
夏。 山中湖は暑さを逃れる場所です。水上スポーツや湖畔サイクリングが楽しめ、家族連れも大勢訪れます。日中は富士山がかすみに隠れることが多いので、朝早めに探しに行きましょう。8月1日の湖上祭「報湖祭」では、湖の上空が花火で埋め尽くされます。
秋。 湖畔の木々は10月下旬から11月上旬にかけて色づき、パノラマ台のススキは銀色に輝き、山頂には初冠雪が見え始めます。ダイヤモンド富士のシーズンが始まるのもこのころです。
冬。 沈む夕日がちょうど山頂に重なり、宝石のように輝くダイヤモンド富士は、おおむね10月中旬〜下旬から2月末まで湖の周辺で見られます。夕日が沈む位置はシーズン中に少しずつ移動するため、見るのに適した場所も日によって湖岸を移っていきます。冬はまた、湖に浮かぶ暖房付きのドーム船でワカサギ釣りを楽しむ季節でもあります。
眺め以外の楽しみ
- 水陸両用バス「KABA」 は道路から湖へそのまま入っていき、短い湖上クルーズを楽しめます。
- 白鳥の形をした遊覧船 が湖をひと回りし、湖岸では本物の白鳥の姿もおなじみです。
- サイクリングロード が湖岸の大部分に沿って続き、自転車も簡単に借りられます。
- 山中湖村の 文学の森 には三島由紀夫文学館があり、曇りの午後に静かに過ごすのにぴったりです。
実用的なヒント
- バスの時刻に合わせて計画を。 河口湖より本数が少ないので、帰りの時刻をメモしておきましょう。
- 暖かい服装で。 秋でもこの標高の夕方は寒く、ダイヤモンド富士を待つ人は長時間じっと立っていることになります。
- ダイヤモンド富士は早めに到着を。 太陽が山頂に触れるのは公式の日の入り時刻よりかなり前で、晴れた週末の人気スポットは三脚でいっぱいになります。
- まず山頂の様子を確認。 ライブカメラで富士山がすっきり見えているかわかります。昼過ぎに山頂に雲がかかっていると、夕日のショーは見られないことが多いです。
- 冬の運転は慎重に。 冬の朝は湖周辺の道路が凍結することがあるので、レンタカーはスタッドレスタイヤ装着車にしましょう。
旅の計画
のんびりした1日なら、山中湖とその周辺をつないで回りましょう。観光バスが来る前に忍野八海から始め、日中は湖で過ごし、夕日を見る場所を選んで締めくくります。10月から2月の間なら、山中湖のダイヤモンド富士ガイドで、日付ごとにどこに立てばよいかがわかります。湖畔に1泊するなら、朝食の前に冬の日の出を見て紅富士を狙ってみてください。


