
東京・京都のおすすめ抹茶カフェ&レトロ純喫茶ガイド
東京と京都で訪れたい魅力的な抹茶カフェと純喫茶をご紹介。町家建築の風情ある空間から手立ての抹茶ラテ、混雑を避けてゆったり楽しめるおすすめの時間帯まで詳しく解説します。
2026年8月8日·✍️ olablog·⏱ 11 分で読める
東京と京都で訪れたい魅力的な抹茶カフェと純喫茶をご紹介。町家建築の風情ある空間から手立ての抹茶ラテ、混雑を避けてゆったり楽しめるおすすめの時間帯まで詳しく解説します。
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日本には、午後中ずっと長居したくなってしまうようなお店のタイプが2つ存在します。ひとつは、スタジオのように美しい光が差し込むモダンな抹茶カフェ。もうひとつは、昭和(Showa)の時代から続くレトロな純喫茶(Kissaten)です。ベルベットの椅子や温かみのある電球に囲まれた純喫茶では、外の世界よりも時間がゆったりと流れているかのように感じられます。どちらの空間も、ぎっしり詰まった旅のスケジュールの合間に立ち寄る「完璧な休憩スポット」であり、そこに美味しい抹茶が加われば、もはや抗えない魅力を放ちます。今回は、東京(Tokyo)と京都(Kyoto)でぜひ訪れてほしいおすすめの空間を集めたガイドマップと、行列に並ばずに楽しめる時間帯選びのコツをご紹介します。

純喫茶(Kissaten)とは?訪れるべき魅力
純喫茶(Kissaten)は文字通りには「お茶を飲む店」を意味しますが、昭和時代以降、レトロなスタイルの喫茶店を指す言葉として親しまれてきました。年配のマスターがサイフォンで一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れ、メニューには厚切りトーストや固めのレトロプリンが並び、騒々しいWi-Fiや壁一面のコンセントなどは一切ありません。モダンな大手カフェチェーンとは異なり、純喫茶が提供しているのは飲み物そのものというよりも「時間」そのものです。最近では、歴史ある多くの純喫茶のメニューに抹茶ラテや抹茶プリンが加わり、西洋のコーヒー文化と日本の茶文化の見事な融合を楽しむことができます。純喫茶でのドリンク1杯の価格は約500〜900円と、チェーン店よりは少し高めですが、誰にも急かされることなく好きなだけ時間を過ごすことができます。
京都:町家建築の中で味わう抹茶

京都(Kyoto)は、間口が狭く奥行きが深い伝統的な木造家屋であり、苔むした中庭(坪庭/Tsuboniwa)を持つ町家(Machiya)の空間で抹茶を堪能できる最高の場所です。おすすめのスポットをいくつかご紹介します。
- 祇園・東山エリア(Gion - Higashiyama Area): 辻利(Tsujiri)のような老舗茶屋や、高台寺(Kodaiji Temple)周辺の石畳の路地にひっそりと佇む小さなカフェなどがあります。畳に腰を下ろし、お庭を眺めながら季節の和菓子とともに薄茶(Usucha)を味わうセットは、約1,000〜1,500円ほどで楽しめます。
- 錦市場・烏丸周辺(Nishiki Market - Karasuma Area): 町家をリノベーションしたミニマルなスタイルのカフェが多く集まるエリアです。シロップを使う一般的な抹茶ラテとは異なり、目の前で茶せん(Chasen)を使って手立てした抹茶にミルクを注いで提供してくれます。
- 嵐山(Arashiyama): 竹林の小径を散策した後は、桂川(Katsura River)沿いにあるカフェを探してみてください。目の前に広がる美しい景観も手伝って、ここでの抹茶の一杯は格別の味わいです。
京都のステキなお店は10〜20席ほどと小さめなことが多いため、開店直後の時間帯か、団体観光客が去った16:00以降を狙うのがベストな戦略です。
東京:昭和レトロな純喫茶から新世代の抹茶カフェまで
東京(Tokyo)では、新旧どちらの魅力も完璧に楽しむことができます。ノスタルジックな雰囲気を味わいたいなら、神保町(Jimbocho)、上野(Ueno)、浅草(Asakusa)、谷中(Yanaka) の各エリアを散策してみてください。数十年の歴史を誇る純喫茶が集まる聖地であり、真空管アンプのスピーカーから流れるジャズの音色に包まれながら、抹茶オレとバターをたっぷり塗った厚切りトーストを楽しむことができます。一方、洗練されたモダンな空間を求めるなら、表参道(Omotesando)、青山(Aoyama)、蔵前(Kuramae) がおすすめです。まるでシングルオリジンのコーヒー豆を選ぶかのように、産地(宇治/Uji、八女/Yame、西尾/Nishioなど)別に茶葉を選べる「スペシャルティ」スタイルの抹茶専門店が並んでいます。スタッフが一杯ずつ茶筅で点ててくれる本格派で、価格帯は1食あたり約700〜1,400円です。特に「東京のブルックリン」と称される蔵前は、隅田川(Sumida River)沿いの手仕事の工房に挟まれた、若き職人たちが手がけるこぢんまりとした店舗を好む方にぴったりです。
手立ての本格抹茶ラテと一般的な抹茶ラテの違い
本物のこだわりが詰まった抹茶ラテは、丁寧にふるいにかけた抹茶粉に温湯を加え、茶せん(Chasen)でしっかりとダマなく泡立てるところから始まります。そこに温かいミルクを注ぐか、氷の上に注ぎ入れます。この製法により、抹茶本来の旨味やほのかな甘みの余韻、そして鮮やかな自然の緑色が引き立ちます。一方で、あらかじめ砂糖が大量に配合されたミックス粉や抹茶シロップから作られる「市販・工業的」なラテは、甘さがくどく、人工的な香料の香りが強くなりがちです。本格的なカフェを見分けるポイントは、メニューに茶葉の産地が記載されていること、濃さを選べること、そしてカウンターに茶せんが置かれているのが見えることです。さらにオーツミルクへの変更オプションや、ほうじ茶ラテ(Houjicha latte)を提供しているお店であれば、より信頼できます。そうしたお店は、本当にお茶の魅力を熟知している証拠だからです。
混雑を避ける時間帯選び:旅慣れた人の秘訣
両都市に共通する混雑回避のゴールデンルールは、平日の午前9:00〜11:00を狙うことです。開店直後で材料も最も新鮮であり、観光客はまだ寺社仏閣を巡っている時間帯です。また、ツアー団体が中心部から離れる16:30以降の時間帯もゆったり過ごせておすすめです。週末の13:00〜15:00、特に祇園や表参道では1時間以上の行列ができることもあるため、避けるのが賢明です。桜や紅葉のベストシーズンには、どの場所でも待ち時間がさらに30〜50%ほど長くなると見込んでおきましょう。また、小さなカフェの多くは火曜日や水曜日に定休日を設けているため、街を移動する前に営業日を事前に確認しておくことをおすすめします。
贅沢で価値あるひとときを
移動が多くなりがちな日本旅行の合間に、あえてお茶屋さんで午後の時間を贅沢に「使って」みてください。分刻みのスケジュールも歩数カウントも忘れ、立ち上る湯気とともにいただく抹茶のお碗と、木枠の窓越しに聴こえる街の雑踏だけに耳を澄ませるのです。そうした時間こそが、旅の中で最も長く心に残る思い出となるはずです。有名観光スポットの散策とこのような心地よい静寂のバランスが取れた旅行プランをお探しの方は、OlaChillの日本ツアーをご覧いただくか、OlaChillブログで東京・京都のグルメ体験についての詳細記事をぜひお読みください。
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