
2N1泊 奥多摩・御岳:秋の東京で都会を逃れながら
千円ちょっとの電車で都会を離れる旅:鳩ノ巣渓谷、紅葉の森に抱かれた湖、御岳山の神社門前の宿坊で過ごす夜、そして朝の七代の滝めぐり。
2026年8月12日·✍️ olablog·⏱ 34 分で読める
千円ちょっとの電車で都会を離れる旅:鳩ノ巣渓谷、紅葉の森に抱かれた湖、御岳山の神社門前の宿坊で過ごす夜、そして朝の七代の滝めぐり。
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今年11月、「東京近郊 紅葉」と検索したら、ほぼ間違いなくおなじみの2つの名前が出てくるはずです。箱根と日光。どちらも美しいことは言うまでもありませんが、片道数千円の電車賃、ロープウェイ前にできる行列、そして自分が選んだ日に「東京中の人が一斉に逃避行している」ような感覚もセットでついてきます。OlaChillでは箱根温泉の日帰り記事をすでに2本紹介しているので、今回は少し違う方向へ向かってみます。日本に長く住んでいる人でも、まだ足を運んだことがない人が多い場所です。
その方向とは西。東京の地図をひたすら西へ進み、見慣れた街並みを抜けると、奥多摩という山と森のエリアにたどり着きます。書類上は今も東京都内、毎朝の通勤と同じようにSuicaを改札でタッチして電車に乗れるのに、窓を開ければ渓谷とエメラルド色の川、晩秋には赤や黄色に染まる斜面が広がっています。新宿から終点までの電車賃は千円ちょっと。渋谷でのランチ1回分より安く、所要時間は電車でおよそ2時間です。
このルートで私がいちばん心を惹かれたのは、景色だけではありません。山の上で一泊できることです。御岳山の山頂には、千年以上の歴史を持つ神社を囲むように、巡礼者向けの宿坊(shukubo)が集まる小さな集落があります。山菜料理の夕食を味わい、標高約千メートルから関東平野の夜景を眺め、翌朝は霧よりも早く目を覚ます。以下は、私がまとめた2日1泊のモデルコースです。予算にも体力にも無理がなく、秋の週末にちょうどいい旅程です。
箱根ではなく、このルートを選ぶ理由
答えはシンプルです。安くて、空いていて、そしてより「旅らしい」から。
- 圧倒的に安い: 全行程をJR中央線・青梅線(JRがこの区間に「Tokyo Adventure Line」という愛称を付けています)で移動でき、普段のICカードをタッチするだけ。専用パスを買う必要はありません。2日間の交通費は、電車、路線バス、ケーブルカーを合わせても、通常4,000〜5,000円ほど。箱根へ行くRomancecarの往復切符より安いくらいです。
- ずっと空いている: 紅葉のピークを迎える週末でも、奥多摩は「山らしい混み方」にとどまります。つまり、登山道には人がいるものの、吊り橋で自撮り棒が10本も写り込まない写真を撮れます。
- 山の上で泊まれる: 箱根の日帰り旅ならその日のうちに帰りますが、御岳では山の夜こそがいちばん価値のある時間です。東京から近い場所で、神社の門前にある宿坊に泊まり、神職の家族が手作りした料理を味わえる場所はそう多くありません。
- それでも東京: 少しおかしく聞こえるかもしれませんが、定期券を使いたい人や、「東京を出ずに逃避行してきた」と言いたい人には、実に大きなメリットです。
それでも箱根らしい温泉が恋しい人はご安心を。記事の最後に、旅の締めにぴったりの温泉スポットも用意しています。
出発前の準備
電車と交通:思ったより簡単
新宿からJR中央線の立川方面行きに乗り、その後青梅線に乗り換えます。多くの列車は立川または青梅での乗り換えが必要です。週末には、さらに奥まで直通する列車が走ることもありますが、ダイヤはよく変わるため、出発前日にGoogle MapsやアプリのYahoo!乗換案内で確認しておくのが安心です。新宿から御岳・奥多摩エリアまでは、全体で1時間半〜2時間ほど。片道運賃は1,100円前後です。
多くの人が驚く小さな注意点があります。青梅線の奥の区間は列車の本数が少なく、時間帯によっては30〜40分に1本しか来ません。都心のように「駅へ行けばすぐ電車がある」と考えたぎりぎりの計画は避け、その日の時刻表をあらかじめスクリーンショットしておきましょう。
紅葉の時期
このエリアの紅葉は、日光のような標高の高い山間部より少し遅めです。見頃は通常、11月上旬から11月下旬ごろ。奥多摩湖と鳩ノ巣渓谷は、11月中旬ごろに最も鮮やかになります。標高約千メートルの御岳山頂では、谷間より1週間ほど早く色づきます。12月初旬に訪れると、渓谷にはまだ黄色やオレンジの葉が少し残っていて、その代わり人はさらに少なくなります。
持ち物
- 滑りにくいスニーカー、または軽めのハイキングシューズ。2日目には鉄製の急な階段を下って滝へ向かう区間があるため、パンプスでは「詰み」ます。
- 暖かい上着。晩秋の御岳山の夜は0度近くまで下がることがあり、都心との気温差は想像以上です。
- 数千円分の細かい現金。山の小さな飲食店や宿坊の中には、まだカードを受け付けていないところがあります。
- スマートフォンのライトでも十分ですが、ヘッドランプがあれば、夜に神社の門前を散策するときにさらに便利です。
1日目:鳩ノ巣渓谷と奥多摩湖
朝:鳩ノ巣駅へ直行
新宿から早朝の電車に乗り(7〜8時ごろの出発がおすすめ)、**鳩ノ巣駅(鳩ノ巣)**で下車します。山の斜面に寄り添うように建つ小さな無人駅で、ホームに降りた瞬間から川のせせらぎが聞こえてくるような場所です。駅から徒歩5分ほどで、**鳩ノ巣渓谷(Hatonosu Keikoku)**に到着します。ここでは多摩川が巨大な花崗岩の間を縫うように流れ、水は翡翠色。両岸の斜面にはモミジやナラの森が広がり、紅葉の盛りにはレモンイエローから深紅まで、さまざまな色に染まります。
いちばん写真映えするのは、渓谷に架かる小さな吊り橋です。橋の中央から下を見下ろせば、東京の人々がここを「新宿から電車で2時間の秘密の谷」と呼ぶ理由がわかるでしょう。橋のたもとからは水際まで下りられる遊歩道もあります。ここで持参したコーヒーを飲めば、まさに秋の過ごし方です。
足に余裕があり、天気もよければ、白丸ダム方面の川沿いの遊歩道(Otama Walking Trailの一部)を歩き続けてもいいでしょう。この区間は40〜60分ほどで、川に沿って進み、小さな橋をいくつか渡ります。秋には落ち葉が道を覆い尽くします。白丸駅まで歩いたら電車に乗って先へ進み、2日目の体力を温存したい場合は鳩ノ巣駅へ戻れば大丈夫です。
昼:奥多摩駅と熱々のそば
鳩ノ巣から電車に乗ること2駅で、奥多摩駅に到着します。青梅線の終点であり、このエリアの「中心地」です。山の家のようなかわいらしい木造駅舎の前には、地元の飲食店と観光案内所があります。無料マップをもらいに立ち寄ってみてください。スタッフはとても親切です。昼食には、奥多摩わさび入りのそばやうどんがおすすめです。この地域では渓流沿いで本物のわさびが栽培されていて、テーブルで擦りたてを味わえます。スーパーで売られているチューブ入りとは、香りも辛さもまったく違います。ヤマメやイワナの塩焼きも、ぜひ追加したい名物です。
午後:奥多摩湖と有名な浮橋
駅前にバス停があるので、奥多摩湖(Okutama-ko)方面のバスに乗ります。所要時間は15〜20分ほど、運賃は数百円程度です。奥多摩湖は、実際には小河内ダムの背後にできた貯水池で、東京の重要な水源です。それでも景色はまったく「工業的」ではありません。深い青色の湖面が山々の間にたたずみ、秋には湖を囲む山々が赤や黄色に燃え上がり、その姿を水面に映します。
湖周辺で立ち寄りたい場所はこちらです。
- 小河内ダムの堤頂: ダムの上を歩くと、片側には湖、もう片側には深く切れ込んだ谷が広がります。ダムの近くには東京の水源について学べる小さな博物館があり、入館無料です。
- 麦山の浮橋(麦山の浮橋): 湖の入り江に架かる、ゆらゆらと揺れる浮橋。かつてドラム缶で作られていたことから、地元では冗談めかして「ドラム缶橋」と呼ばれています。歩くと少し揺れて、アトラクションのように楽しめます。湖面に映る紅葉を撮影するなら、このエリアで最も美しい場所です。注意点として、湖の水位が下がると一時的に通行止めになることがあります。バスに乗る前に、駅の観光案内所で確認しておきましょう。
15時〜15時30分ごろのバスで奥多摩駅へ戻り、電車に乗って**御岳駅(御嶽)**へ向かいます。数駅、所要時間は15分ほどです。
夕方:最終ケーブルカーに間に合うよう山へ
ここが旅程全体で最も重要なポイントなので、大きくはっきり書いておきます。**御岳山ケーブルカーには最終便の時刻があり、通常は18時ごろですが、季節によって変わる可能性があります。出発前に必ず御岳登山鉄道の公式サイトを確認してください。**最終便を逃すと、暗闇の中を1時間かけて急坂を歩くことになります。
御岳駅から小型バスに乗り、10分ほどで滝本ケーブルカー乗り場へ。そこからケーブルカーに乗って斜面を登ります。関東でも屈指の急勾配を走る路線で、まるで電車が空へ向かって這い上がっていくような感覚です。車窓の両側には紅葉の森が広がります。わずか6分ほどで標高800メートルを超える場所に到着し、谷間とはまったく違う、透明感のある冷気を感じられます。山頂側のケーブルカー駅から、緩やかな坂道の集落を20〜25分ほど歩けば、神社周辺の宿坊街です。宿にはチェックイン時刻と夕食の時間を事前に伝えておきましょう。山の上ではすべてが独自のリズムで動いていて、夕食は早めに用意されることが多いです。
山の夜:宿坊に泊まる――旅でいちばん価値のある体験
宿坊とは? なぜ泊まるべき?
御岳山は霊山で、山頂には武蔵御嶽神社があります。その歴史は約2,000年に及ぶとされています。江戸時代から、御師(oshi)を務める家々が自宅を開放して巡礼者を泊めてきました。それが宿坊です。現在も神社周辺には約20軒の宿坊が残り、その多くは御師の家系の子孫が運営しています。宿坊では、布団を敷いた畳の部屋に泊まり、木風呂や石風呂に入り(沸かし湯であり、温泉ではありません。山の上には温泉がありません)、山の料理を味わいます。山菜、豆腐、手作りのこんにゃく、焼き魚、もちもちしたご飯など、素朴ながら滋味深い料理です。宿によっては、事前予約をすれば滝行や朝のお勤めに参加できるところもあります。
予算別の宿泊先
- 節約(1人約6,000〜8,000円): 一部の宿坊では、素泊まり(食事なし)の「素泊まり」プランを受け付けています。軽食をあらかじめ持参するか(山の上にはコンビニがほとんどありません)、神社周辺の食堂で早めに夕食を済ませましょう。バックパッカー的に旅をしたい人向きです。
- 中級(1人約10,000〜15,000円、1泊2食付き): もっとも一般的な価格帯で、個人的にはいちばんコストパフォーマンスが高いと思います。宿坊の夕食と朝食は驚くほどおいしく、食後は布団に横になるだけ。よく名前が挙がるのは**Komadori Sanso(駒鳥山荘)**です。谷を正面に望む木の縁側がある老舗宿で、主人は英語を話し、外国人旅行者の受け入れにも慣れています。ほかにも、Jalan、Rakuten Travel、または御岳集落の観光サイトから予約できる宿がたくさんあります。
- より快適に(1人約18,000円〜): 一部の宿坊には、広めの旅館風の客室や、品数の多い山の懐石料理、専用風呂があります。両親と一緒に行く場合や、特別な記念旅行にしたい場合は、宿に直接問い合わせて最上位の客室を尋ねてみましょう。山の宿は、すべての部屋をネットに掲載していないことも少なくありません。
身をもって学んだ教訓ですが、紅葉シーズンの週末は山の宿坊が早く満室になります。少なくとも2〜3週間前には予約しておくのがおすすめです。山頂で宿が取れなかった場合のBプランは、御岳駅や奥多摩駅周辺の谷間にある素朴な宿に泊まり、翌朝早いケーブルカーで山へ上がること。それでも2日目のスケジュールには間に合いますが、山の夜を逃してしまうのが残念です。
山の夜には何がある?
東京の都心には決してないものがあります。静けさです。夕食を終えたら暖かい上着を羽織り、神社へ続く坂の手前にある小さな広場まで散歩してみましょう。ここからは遠くに関東平野の夜景がきらめき、空を見上げれば満天の星が広がります。空気の澄んだ秋の夜には、天の川の淡い光まで見えることがあります。少し早めに眠りましょう。明日は、日の出前に起きる価値が十分にある朝が待っています。
2日目:神聖な神社、七代の滝、そして帰路
早朝:霧に包まれた武蔵御嶽神社
6時ごろに起きれば、旅全体でいちばん美しい瞬間に出会えるでしょう。朝日が樹齢を重ねた杉林の間から斜めに差し込み、谷間にはまだ霧が残っています。運がよければ、足元に雲海(unkai)が広がることもあります。最後の石段を上りきると、武蔵御嶽神社です。盗難や邪気から人々を守る狼の神様、おいぬ様を祀る神社で、犬に「やさしい」神社としても知られています。日本人の多くが、愛犬を連れてここまで上り、無事を祈願します。神社の境内から東を望むと、晴れた日には東京の地平線が見え、遠くに東京スカイツリーがかすかに見えることさえあります。
宿へ戻って朝食をとり、チェックアウト。大きな荷物は、宿が許可してくれるなら預かってもらいましょう(多くの宿は快く預かってくれます)。そして2日目の「運動」パートを始めます。
七代の滝へ下る
神社周辺の集落から、長尾平方面の案内に従って進み、**七代の滝(七代の滝)**へ下る登山道に入ります。片道30〜40分ほどの短い区間ですが、今回の旅で最も「挑戦しがいのある」道です。急な山道が続き、ほぼ垂直に近い鉄製の階段が山肌に取り付けられている場所もあります。ゆっくり歩き、手すりにつかまれば、しっかりした靴で問題ありません。ただし、膝に不安がある人や年配の方と一緒の場合は、無理せず省略するのがおすすめです。神社周辺を散策するだけでも十分に美しい旅になります。
谷底で待っているご褒美は、苔むした岩の段差を何層にも分かれて流れ落ちる滝です。「七代」という名前は、連続する7つの滝の段を指すとされています。秋には赤や黄色のモミジが滝つぼ周辺の濡れた岩に舞い落ち、ひんやりとした空気には苔と水の香りが満ちています。1分立ち止まっているだけでも、本当に「充電」されていくような景色です。
Rock Garden周遊(体力が残っていれば)
滝から来た道を引き返す代わりに、鉄製の階段を上って天狗岩方面へ向かい、そこからRock Gardenに入ることもできます。長さ約1.5キロの渓流沿いの谷で、両側には鮮やかな緑の苔に覆われた岩が並び、足元を小さな流れが縫うように進み、ときどき木の橋が現れます。道の終点には綾広の滝があり、修行者のための滝行(taki-gyo)も今なお行われています。神社から七代の滝へ下り、Rock Gardenを通り、綾広の滝を経て神社周辺へ戻る周回コースは、ゆっくり歩いて約2〜2時間半です。東京近郊で人気の高いハイキングコースの1つで、秋は一年で最も美しい季節です。
午後:山を下り、旅を締めくくる
神社周辺の食堂で軽く昼食をとります。そば、カレーライス、炭火焼きのだんごなどがあり、山の食堂は午後の早い時間、だいたい昼過ぎには閉まることが多いので注意しましょう。その後はケーブルカー駅までの道をゆっくり歩いて下り、ケーブルカーで山を下り、バスで御岳駅へ戻ります。
帰り道には、好みに合わせて2通りの締め方があります。
- 温泉スタイル: 奥多摩駅方面へ少し戻り、駅近くの公共温泉施設、Moegi no Yuで温泉に浸かります。山と森を眺める露天風呂があります。少し寄り道になりますが、2日間歩いた後なら、その価値は十分にあります。出発前に公式サイトで営業時間と定休日を確認しておきましょう。
- 日本酒スタイル: 沢井駅(御岳から東京方面へ1駅)で下車し、数分歩いてOzawa Shuzo酒造へ。300年以上の歴史を持つ酒蔵で、Sawanoiブランドの日本酒を造っています。試飲のできる庭園は渓谷の崖沿いにあり、多摩川を見下ろせます。冷えた日本酒を一杯、職人の豆腐、頭上の紅葉、足元を流れる川の音。これ以上完璧な秋旅の締め方は、なかなか思いつきません。
ここから電車に乗り、ひと眠りすれば新宿へ戻れます。街での夕食にもまだ間に合います。
旅全体の予算目安
1人あたり、中間的な予算で計算しています。
- 新宿〜奥多摩・御岳エリアの往復電車:2,200円前後
- 路線バス(2〜3区間):約1,000円
- ケーブルカー往復:約1,200円前後
- 1泊2食付き宿坊:約10,000〜15,000円
- 2日分の昼食+その他:約3,000〜4,000円
合計は、2日1泊で17,000〜23,000円ほど。箱根の「フルオプション」日帰り旅行と同程度、あるいはそれより安い金額で、山の上で丸1泊過ごせます。上記は旅の予算を立てるための目安です。運賃や宿泊料金は時期によって変わるため、予約時には公式サイトで確認してください。
よくある質問
山歩きに慣れていない人でも、この旅程を歩けますか?
少し調整すれば大丈夫です。1日目全体と2日目の神社周辺は、集落の道や緩やかな遊歩道が中心なので、1日に8,000〜10,000歩歩ける人なら問題ありません。ただし、七代の滝とRock Gardenへ下りる区間には急な鉄製階段があります。不安があればこの区間を省き、薬草園や神社周辺の展望スポットを散策しましょう。それでも十分に満足できる旅になります。
1人旅でも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。むしろソロ旅に理想的なコースです。登山道にはわかりやすい案内標識があり(英語表記のあるものも多いです)、週末は常に人が行き交い、宿坊も1人旅の宿泊客の受け入れに慣れています。覚えておくべき原則は2つだけ。暗くなってから登山道を歩かないこと、そしてケーブルカーの最終便の時刻を必ず把握しておくことです。
泊まれない場合、日帰りでも間に合いますか?
間に合いますが、次の2つのうちどちらか1つに絞る必要があります。鳩ノ巣+奥多摩湖、または御岳山+滝。両方を1日に詰め込むと、ただ走り回るだけになり、疲れるわりに何も心に残りません。1日しかなく、体を動かすのが好きなら御岳山方面。ゆっくり写真を撮りたいなら湖方面を選びます。
子どもや年配の人でも御岳山に上れますか?
上れます。最もきつい坂道はケーブルカーがカバーしてくれますし、ケーブルカー駅から神社周辺の集落までは、緩やかなコンクリート道です(少し急な場所もありますが、ゆっくり歩けば問題ありません)。日本の家族連れは、週末に祖父母や小さな子どもを連れて神社へ参拝することも多いです。七代の滝へ下る区間だけは、足元に不安がある人には向きません。
何を事前予約すればいいですか?
必ず予約が必要なのは宿泊先だけです。紅葉シーズンは、できるだけ早めに予約しましょう。電車、バス、ケーブルカーは予約不要で、ICカードをタッチするか、現地で切符を購入すれば乗れます。食事付きの宿坊を予約した場合、夕食は基本的に宿泊料金に含まれています。ベジタリアンの人やアレルギーがある人は、宿側が準備できるよう予約時に伝えてください。
ほかの季節にも行く価値はありますか?
もちろんあります。夏は鳩ノ巣渓谷と多摩川が、東京の人々に知られた避暑スポットになります(都心より数度涼しいです)。春先には湖の周辺で遅咲きの桜が楽しめ、冬は人影がほとんどなくなる代わりに、空気が最も澄み、山頂から遠くまで見渡せます。宿坊は一年を通して営業しているので、この旅程はほぼ「4シーズン使い回せる」コースです。ただ、やはり秋がいちばん美しい季節です。
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