
Tokyo紅葉・黄葉カレンダー2026:週ごとに見る見頃スポット
11月中旬〜下旬はイチョウが黄金色に染まり、モミジの紅葉は12月上旬まで続く。高尾は都心より1〜2週間早め——紅葉予報の読み方と、見頃を外したときのプランも紹介。
2026年8月12日·✍️ olablog·⏱ 30 分で読める
11月中旬〜下旬はイチョウが黄金色に染まり、モミジの紅葉は12月上旬まで続く。高尾は都心より1〜2週間早め——紅葉予報の読み方と、見頃を外したときのプランも紹介。
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毎年、東京で必ず見かける光景がある。11月初旬、六義園の中で、旅行者がスマートフォンに表示した、ネットで見た真っ赤な紅葉の写真を手にしている。その目の前にあるのは……まだ青々とした木々に、オレンジ色の葉がぽつぽつ見えるだけの庭園。彼女は何も間違えていない。ただ、東京の「見頃」より3週間ほど早く来てしまっただけだ。ところが逆に、「もう紅葉は終わっているだろう」と思いながら12月中旬のチケットを予約した人が、小石川後楽園の一角にまだ鮮やかな赤が残っていて、足元には誰かが敷いたかのような厚い黄金色の落ち葉のじゅうたんが広がっているのに出会うこともある。
東京は、日本で最も紅葉の時期を読み違えやすい都市だ。理由は、「11月の日本の秋」という一般的なイメージよりも、東京の都心の紅葉がかなり遅いから。低い緯度に加え、ヒートアイランド現象で暖かさが長く残ることが一因であり、もう一つの理由は、この街では2つの時計が同時に進んでいることだ。イチョウの黄葉の時計と、モミジの紅葉の時計で、両者にはおよそ1〜2週間のずれがある。さらに、西側の山間部にある高尾などは、都心より一足先に色づく。「東京は11月がきれい」という大まかな情報だけを頼りにすると、最も美しい週に当たることもあれば、2つの色をどちらも外してしまうこともある。
そこでこの記事では、日本全国の話はしない(全国の紅葉カレンダーは地域別に別の記事で紹介しているので、日本の紅葉カレンダー2026・地域別を参照してほしい)。一つの都市、東京に焦点を絞り、どの週にどこがきれいなのか、その理由、そして旅行日程が見頃からずれた場合にどう調整すればよいかを紹介する。以下の時期は、長年の傾向と近年の紅葉の後ろ倒し傾向をもとにした2026年の予想時期だ。航空券の予約などに活用しつつ、出発前には最新の予報を確認してほしい(予報の読み方は後半で解説する)。
東京には秋の時計が2つある
まず頭の中で「設定し直す」べきことがある。東京では黄葉と紅葉は一つの季節ではなく、続いて訪れる2つの季節なのだ。
イチョウ——黄金色の銀杏——が先に見頃を迎える。 大通りやオフィス街の周辺に植えられたイチョウ並木は、11月初旬から中旬にかけて色づき始め、11月中旬から下旬ごろに最も鮮やかな見頃を迎えることが多い。イチョウには写真好きにとってうれしい特徴がある。色づくと一斉に黄金色になり、並木全体が同時にライトアップされたように見えるのだ。落葉が始まってからも、木の根元に広がる黄色いじゅうたんはさらに1週間ほど美しい。
モミジ——赤いカエデ——はその後に色づく。 六義園や小石川後楽園など、都心の古い日本庭園では、11月下旬になってようやく本格的な紅葉が始まる。見頃は11月最終週から12月第1週ごろで、風の当たりにくい場所では12月中旬まで色が残ることもある。つまり、東京の都心のモミジは日本でも最も遅いグループに入り、京都の多くのスポットよりも遅い。
そして、もう一つの時計は速く進む——西側の山間部だ。 八王子の高尾山や、さらに西の奥多摩、御岳は東京の西端に位置し、都心より標高が高く気温も低い。そのため、紅葉はおよそ1〜2週間早く進む。高尾山は山頂や中腹で11月中旬から下旬に最も美しくなり、奥多摩では11月初旬から中旬に鮮やかな景色を楽しめることもある。
この3つの時計を合わせると、東京の紅葉シーズンは11月初旬から12月中旬まで、およそ6週間続くことになる。日本のほかの都市の多くよりも長い。これはうれしいニュースだ。その期間なら、ほぼどの週でも、東京のどこかで少なくとも一カ所は見頃を迎えている。
週ごとのカレンダー:どの週にどこへ行くべきか(2026年予想)
以下の表がこの記事全体の「骨格」だ。時期はその年の天候によって1週間ほど前後する。また、近年の全体的な傾向としては、従来の目安より少し遅めになっている。
| 時期 | 見頃を迎える場所 | 主な色 |
|---|---|---|
| 10月下旬〜11月第1週 | 奥多摩、奥多摩湖、鳩ノ巣渓谷 | 山間部の赤・オレンジ |
| 11月第1〜2週 | 高尾山(山頂付近)、昭和記念公園(イチョウが色づき始める) | オレンジ+早めの黄葉 |
| 11月第2〜3週 | 高尾山の山腹全体が見頃、都心のイチョウがはっきり黄葉、東京大学(本郷) | 一気に進む黄葉 |
| 11月第3〜4週 | 明治神宮外苑のイチョウ並木が見頃、六義園が濃く色づき始める | 鮮やかな黄色+初期の紅葉 |
| 11月最終週〜12月第1週 | 六義園、小石川後楽園、新宿御苑がモミジの見頃 | 深い赤 |
| 12月第2週 | 小石川後楽園(遅めの一角)、旧芝離宮、イチョウ並木の下に広がる黄色いじゅうたん | 晩秋の紅葉+黄色いじゅうたん |
それでは、各スポットを詳しく見ていこう。
高尾山:都心より一足先に楽しめる
11月前半に東京を訪れ、都心がまだ青々としているなら、高尾山が答えだ。新宿駅から京王線の電車に乗れば、約1時間で山の麓まで直通。安くて便利なので、東京の人々にとっては週末の「裏庭」のような場所だ。山の木々は標高に応じて色づく。山頂や薬王院周辺のモミジが先に赤くなり、11月第2週ごろから見頃を迎えることが多い。その後、色が山の麓へ向かって徐々に下りてきて、月末ごろまで楽しめる。
実際に行ってみてわかったことだが、11月中旬の週末は高尾山が非常に混雑し、ケーブルカーの列だけで1時間かかることもある。できれば平日に訪れ、朝8時より前に山の麓に着くのがおすすめだ。あるいは、ケーブルカーの列を避けるために1号路を歩いて登る方法もある(コンクリート舗装で、登山に慣れていない人でも無理のない道。山頂まで約90分)。晴れた日には、高尾山の山頂から紅葉の向こうに富士山まで見える。旅全体をかけてもいいと思えるほどの絶景だ。
明治神宮外苑のイチョウ並木:日本で最も有名な銀杏並木
ここは東京を代表する秋の風景だ。約150本近いイチョウが4列に並び、先端が尖った円錐形に剪定されている。並木は約300メートルにわたって、聖徳記念絵画館へ向かってまっすぐ伸びている。見頃は通常11月中旬から下旬で、近年は11月20〜30日ごろに当たる年が多い。ピークを迎えると、通り全体が黄金色の回廊になる。葉が落ち始めてからも、道路はさらに1週間ほど輝くような黄色に覆われる。
訪れる前に知っておきたいことがいくつかある。まず、混雑する。とにかく混雑する。ピーク時にはイチョウまつりが開催され、屋台が並び、大通りが人で埋め尽くされることもある。人の少ない写真を撮りたいなら、平日の朝8時前に到着することがほぼ必須だ。次に、外苑周辺では近年、賛否を呼んでいる再開発計画が進められており、一部のエリアが工事用フェンスで囲まれている可能性がある。メインのイチョウ並木への影響は大きくないが、昔の写真のように「何もない」景色ではないかもしれないと考えておこう。銀座線の外苑前駅から歩いて数分で、並木の散策は無料だ。
イチョウを見たいけれど人混みが苦手なら、東京にはほかにも魅力的な選択肢が2つある。東京大学本郷キャンパスの正門周辺は、古いイチョウ並木が赤門へと続き、外苑と同じ頃に黄金色に染まる一方、キャンパスらしい静かな雰囲気を楽しめる。もう一つは、立川の昭和記念公園。200メートルを超えるイチョウ並木と日本庭園があり、都心より数日早く黄葉することが多い。高尾山と同じ西側にあるため、同じ日に組み合わせるのにも便利だ。
六義園:都心で最も古典的なモミジの名所
六義園は文京区にある、300年以上の歴史を持つ江戸時代の回遊式庭園だ。私にとってここは、東京で最も「日本庭園らしい」モミジの名所である。池の水面に映る赤い葉、築山の上から散策路に向かって枝を伸ばすカエデ。見頃は11月下旬から12月第1週ごろになることが多い。つまり、11月下旬に東京を訪れるなら、六義園はほぼ間違いのない選択肢だ。
庭園は数百円の入園料がかかる。六義園では多くの年に、紅葉シーズンの夜間ライトアップも行われる。黒い夜空を背景に照らされた赤いモミジが池に映り、現実離れした美しさを見せる。ただし、開催方法は年によって変わり、事前予約が必要な年もある。予定を立てる前に、東京都の庭園公式サイトを確認しよう。最寄り駅は山手線の駒込駅で、徒歩数分ほどだ。
小石川後楽園:遅れて訪れる人のための切り札
同じく文京区にある江戸時代の庭園で、小石川後楽園の紅葉の進み方は六義園と似ている。ただし、色づきが少し長く残ることが多い。池の周辺や風の当たりにくい小道では、12月第2週ごろまで赤い葉を楽しめることもある。六義園より海外からの観光客が少なく、広々とした空間の中に、石橋や小さな田んぼ、古い中国の景観を取り入れた借景など、多彩な風景が重なっている。旅程が12月初旬に当たるなら、優先順位を入れ替えよう。小石川後楽園を先に、六義園を後に訪れるのがおすすめだ。
カレンダーに追加したいスポット
- 新宿御苑: イチョウ、モミジ、色づくラクウショウがそろう珍しい場所。紅葉シーズンは11月中旬から12月初旬まで続き、新宿での買い物と組み合わせたい日にぴったりだ。入園料がかかり、通常は月曜日が休園日なので、出かける前に確認しよう。
- 神宮通りのイチョウ並木と皇居周辺: 大手町〜日比谷エリアの皇居のお濠沿いにあるイチョウ並木は、11月下旬に美しく黄葉する。移動の途中に立ち寄りやすく、無料で楽しめる。
- 上野公園と代々木公園: 「ピークの名所」というほどではないが、アクセスがよく、11月下旬から12月初旬にかけてあちこちで色づく。予定が詰まった旅程の合間の朝に向いている。
紅葉予報を自分で読む:運任せにしないための15分
ここはぜひ丁寧に読んでほしい部分だ。紅葉を「運任せで待つ」側から、自分で計画を動かす側へ変わるためのポイントだから。日本では、紅葉予報サイトを使って紅葉シーズンを追う。特に有名なのはtenki.jp、ウェザーニュース、Walkerplusの秋特集で、各スポットの状況を具体的に更新している。高尾山、外苑、六義園なども対象だ。日本語のサイトだが、次の3つの状態を見分けられれば十分だ。
- 色づき始め (irozuki-hajime) — 「色づき始め」。葉に色がにじみ始めた段階で、遠出してまで見るほどではない。モミジの場合、この表示から見頃までは通常約1〜2週間かかる。
- 見頃 (migoro) — 「最も美しい時期」。これが探すべき言葉だ。東京では天候にもよるが、通常約1〜2週間続く。
- 落葉 (rakuyou/ochiba) — 「葉が落ちた状態」。見頃は過ぎている。ただしイチョウの場合は、すぐに諦めてはいけない。この段階の最初の数日こそ、木の下に広がる黄色いじゅうたんが最も美しい時期だからだ。
何度も紅葉を見てきた私がまとめた、予報を読む3つのルールは次のとおり。
- 9月の予報は参考程度にし、10〜14日前の予報で最終決定する。 各社は秋の初めから紅葉予報を発表し、何度も更新する。早い段階で発表された日付が1週間ずれることは珍しくない。
- 日付だけでなく、気温を見る。 夜がひんやりするほど冷え込み、昼間に日差しがあると、葉は早く色づく。暖かい秋が長引けば、すべての時期が後ろにずれる。近年の東京で紅葉が遅れ続けているのも、そのためだ。逆に、見頃の時期に強い雨風が来ると、一晩でイチョウ並木の葉がすっかり落ちてしまうこともある。週末に強風や台風の予報が出ているなら、待たずにその前に見に行こう。
- 「東京」ではなく、目的地を個別に調べる。 すでに見たように、高尾山と六義園では2週間も差がある。「東京」の大まかな予報は、ほとんど意味をなさない。
最後に小さなコツを一つ。SNSで位置情報付きの最新写真を探すこと(場所の名前を日本語で検索する。例えば六義園なら六義園)。これが最も正直な「予報」だ。日本人はリアルタイムの紅葉写真をとてもこまめに投稿している。
プランB:見頃を外したらどう調整するか
早く到着する場合(10月下旬〜11月最初の10日間): 都心はまだ青々としているが、がっかりする必要はない。西へ向かおう。奥多摩や青梅線沿いの渓谷では、10月下旬から色づき始めていることが多い。山頂に神社があり、モミジの森が広がる御岳山も、日帰り旅行先として十分に価値がある。この時期の高尾山は、山頂付近がすでに見頃を迎えている。また、東京から日光や箱根へ日帰りで出かければ、ちょうどその地域の見頃に当たることもある。近所の紅葉を一時的に借りるつもりで楽しもう。
遅れて到着する場合(12月第1週以降): まだチャンスはある。しかも、きれいな景色に出会えるチャンスだ。小石川後楽園や新宿御苑の風の当たりにくい場所を優先し、イチョウ並木の下に残る黄色いじゅうたんを探そう。景観を保つため、数日間あえて掃除をしない場所も多い。さらに、12月初旬から東京各地で盛んになる年末のライトアップイベントを夜に活用するのもいい。あまり知られていない利点として、12月中旬の東京は年間でも特に安定して青空が続きやすい。青空と遅めの紅葉の組み合わせは、曇り空の見頃よりも写真映えすることさえある。
週末が1回しかなく、最も高い確率で楽しみたい場合: 11月最終週を選ぼう。明治神宮外苑のイチョウがまだ美しい(または黄色いじゅうたんの時期に入ったばかり)一方で、六義園と小石川後楽園は濃い赤に染まり、新宿御苑も見頃を迎える、貴重な重なりの時期だ。1回の旅行で両方の色を楽しめる。
東京の紅葉を楽しむための実用的なコツ
- 平日の早朝は万能のカギ。 朝7時の外苑と、昼11時の外苑はまったく別の世界だ。入園料のかかる庭園は通常9時ごろから開園するので、開園時刻に合わせて行けば、最初の30〜45分は最も空いている。
- イチョウに最も美しい光が当たるのは、早めの午後の斜光。 逆光を受けた黄色い葉が輝く。モミジは少し曇った空や雨上がりのほうが、赤色が濃く深く見える。
- すべてを1日に詰め込まない。 高尾山+昭和記念公園は同じ西側なので1日で組み合わせる。六義園+小石川後楽園は同じ文京区にあり、電車で少し移動するだけなので半日で回れる。外苑は渋谷・表参道と組み合わせよう。
- 勤労感謝の日(23/11)とその前後の週末は、最も混雑する時期の中でも特に混む。 日程を調整できるなら、完全に避けたほうがいい。
- ライトアップイベント、イチョウまつり、夜間の開園時間は年によって変わる。夜の予定を確定する前に、必ず各庭園の公式サイトを確認しよう。
東京の紅葉シーズンは、よく見てみると、日本で最も「融通が利く」季節だ。6週間、2つの色、そして山から街へ移っていく3つの紅葉の時間帯がある。その流れの中で自分が何週目にいるのかさえわかれば、紅葉を完全に逃してしまう旅はほとんどない。東京を、京都や日光、富士山などを含む、より長い秋の旅程に組み込みたいなら、OlaChillの日本の秋ツアーを参考にするか、OlaChillブログでほかの季節の記事も読んでみてほしい。
よくある質問
東京へ行くなら、黄葉と紅葉の両方を見るのに最も安心な週はいつ? 11月最終週(約20–30/11)が最も美しい重なりの時期だ。外苑のイチョウは見頃が続いているか、黄色いじゅうたんの段階に入り始めていることが多く、六義園と小石川後楽園は濃い赤に染まっている。2026年に週末を1回だけ選ぶなら、この時期に設定し、直前の予報を見ながら訪問先の順番を調整する。
明治神宮外苑のイチョウ並木を見るのに料金はかかる? 並木の散策は無料だ。見頃の時期には、周辺で飲食ブースのあるイチョウまつりが開催されることもある。イベント内の一部のアクティビティやエリアでは別途料金がかかる可能性があるため、出かける前に2026年のイベント情報を確認しよう。
六義園では紅葉シーズンに夜間ライトアップが行われる? 多くの年に実施され、見る価値も十分にある。ただし開催方法は年ごとに変わり、事前予約が必要な年や、入場者数が制限される年もある。2026年シーズンの予定を知るには、11月初旬ごろに東京都の公園・庭園公式サイトを確認するとよい。
高尾山は、登山に慣れていない人や小さな子ども連れでも楽しめる? 楽しめる。ケーブルカーとリフトがあり、山の中腹まで上がれる。そこから山頂までは、幅のある歩きやすい道が続いている。ただし、11月中旬〜下旬のピーク時の週末は、ケーブルカーにかなり長く並ぶ必要がある。平日に早めに出発すれば、ずっと楽に動ける。
2026年の紅葉は、この記事の目安より早くなる?それとも遅くなる? 正確なことを事前に言うことはできないが、近年の東京では、暖かい秋が長引く影響で従来の目安より遅くなる傾向がある。最も確実な方法は、この記事のカレンダーを使って航空券とホテルを予約し、出発日の約2週間前から各スポットの最新の紅葉予報を確認して、旅行週の訪問順を決めることだ。
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